ルアーをロッドに付けたまま持ち運んだり車に積んだりするときに、タックル同士が絡んだり傷が入ったりするのを何とかしたいなあ。
てことで調べてみたら、スレイジのビッグベイトラッピングがけっこう良さそう。
でも、ビッグベイトラッピングは1枚だいたい2000円。高いなあ…。
他に何か良いのないかな?
そんな方にオススメなのが、アブガルシア(AbuGarcia)から販売されている「Abuルアーラップ」です。
こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。
今回は、アブガルシア(AbuGarcia)のAbuルアーラップのインプレと活用法について紹介します!
- Abuルアーラップの使用インプレ・基本スペック
- 他社商品(ビッグベイトラッピング・スルッパ)との比較
- ちょっとした活用法
Abuルアーラップのインプレ
ボクが実際にAbuルアーラップを導入して思ったことは、「(ビッグベイトラッピングと比較して、)そうそう。これでいいんよ。」という感想。少しディスっているように聞こえるかもしれませんが、もちろん良い意味でこの表現を使っています。
この感想をもうすこし正確に言うと、「たしかにビッグベイトラッピングよりはクオリティ・ギミック面で劣るが、ルアーケースにそこまでのクオリティは求めていないボクにとってはAbuルアーラップで十分に満足」ということです。
まさに、「ちょうどエエ感じ」という言葉がピッタリです。
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【シンプルの極み】Abuルアーラップの使い方
Abuルアーラップの使い方は、最高にシンプル。ロッドとルアーを一緒に挟むだけです。
このシンプルさが良いんです。
ちなみに、Abuルアーラップと似た商品で、ラップ式でシンプルなルアー収納ケースの「スルッパ」というものがあります。
こちらもシンプルで使いやすくボクも気に入っているのですが、スルッパはロッドにルアーを付けた状態では使えないので、いい具合にAbuルアーラップと棲み分けができています。
Abuルアーラップの基本スペック(サイズ・値段etc)
Mサイズ | Lサイズ | |
サイズ(横幅×高さ) | 16cm × 16cm | 20cm × 21cm |
価格(税込) | 1,760円 | 1,980円 |
入数 | 2枚 | 2枚 |
カラー | グレー | グレー |
素材 | PVC(塩化ビニル) | PVC(塩化ビニル) |
サイズ
AbuルアーラップのはMサイズとLサイズのツーサイズ展開。
アブガルシアのHPによると、
- Mサイズ→横幅16cm × 高さ16cm
- Lサイズ→横幅20cm × 高さ21cm
です。
ただし、これは開いた状態でのサイズ。実際は折り曲げて使うので、高さが半分になると考えておいてください。
また、対応できるルアーサイズの目安(アブガルシアHPで発表している)としては、
- Mサイズ→約13cm程度まで
- Lサイズ→約19cm程度まで
となります。
だいたいの目安を具体的なルアーでいうと、
- Mサイズ→ジョインテッドクロー148
- Lサイズ→ジョインテッドクロー178
が上限なのかなと思います(ジョイクロ148はテールが少しだけハミ出ます)。
ダッジ(レイドジャパン)のように幅の広いルアーは、LサイズのAbuルアーラップを選ぶ方がベターです。
というより、迷ったらLサイズを選びましょう。Abuルアーラップをはじめとするルアーケースは、『大は小を兼ねる』という言葉がぴったりだと思います。
そして、これ以上のボリュームがあるルアーを保護したい場合は、スレイジのビッグベイトラッピングの出番ですね。
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価格・入数
アブガルシアから販売されているAbuルアーラップの価格は、
- Mサイズ→1,760円(税込)
- Lサイズ→1,980円(税込)
です(※どちらも2枚入りでの価格です)。
クオリティやギミックが違うので単純比較するのはアレですが、Abuルアーラップのコスパ(Mサイズ)は、
- ビッグベイトラッピング(ストレージタイプのMサイズ)と比較すると、だいたい半額。
- スルッパ(Mサイズ)と比較すると、だいたい4倍。
という感じです(※どれも1枚あたりの価格で比較しています)。
このあたりはルアー収納ケースにどこまでのクオリティを求めるのかによって価値観が変わるので、各々が判断すればいいかなと思います。
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カラー・素材
Abuルアーラップのカラーは、グレーのみ。ほかに選択肢はありません。
これに関しては「◯色あります!好きなのを選んでください!」と言われても困るだけなので、全然OKかなと思います。
また、AbuルアーラップはPVC(ポリ塩化ビニル)という浮き輪と同じ素材でできています(※ビッグベイトラッピングも同じくPVC素材です)。
普通に使うのは問題ないですが、穴をあけたりすると一気に脆くなってしまうので、加工せずにそのまま使うことをオススメします。
ちなみに加工に適したプラスチック素材でできているスルッパは、上記写真のようなぶら下げチューンも簡単にできます(※詳しくは以下の記事で紹介しています)。
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【何でもOK】Abuルアーラップの活用法
Abuルアーラップの基本的な使い方は、ガイドにセットしたルアーを保護するというもの。しかし、それ以外にもオススメな使い方があるので紹介します。
こんかい紹介するAbuルアーラップの活用法は、以下の4つ。どれも画期的な使い方ではありませんが、せっかくなので1つずつ紹介します。
- 小物入れとして
- 単純にルアーケースとして
- フックセットしたワームの保護として
- ダウンショットリグのシンカー固定として
小物入れとして
Abuルアーラップは、プライヤーやハサミなども小物をまとめて収納するのにもオススメ。小物類がバッグの中で行方不明になるのを防ぐことができます。
つまり、バッグinバッグのように使うことができるということです。
地味ですが、けっこう「助かる!」と感じる方は多いのではないでしょうか?
単純にルアーケースとして
Abuルアーラップはロッドに付けたルアーを包むことでルアーやロッド・ライン・リールなどを保護することを目的にしていますが、単純にルアーケースとして使うのもオススメです。
「それなら普通にルアーケースを使えばいいでしょ?」と思われるかもしれませんが、Abuルアーラップには収納したルアーをデットスペースなくコンパクトにまとめることができるという大きなメリットがあります。
たしかに外部からの衝撃を守る度合いでいえばハードケースより劣りますが、ボク的にはそこまで問題にならないかなと思います。
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フックセットしたワームの保護として
テキサスリグやリーダーレスダウンショット・フリーリグ・スナッグレスネコリグ等、針先をワームに埋めて使うリグを使う場合に困るのは、持ち運びする時のワームの管理。
「ガイドやリールにかける場合はワームから針先を出す必要があるし、リールのハンドルにかける場合はワームを変な感じに挟むことになる。」といった感じに、地味にストレスを感じてしまいます。
このような場合に活躍してくれるのが、Abuルアーラップ。リグったワームごと包むことで、すべて解決です。
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ダウンショットリグのシンカー固定として
Abuルアーラップは、ダウンショットリグの収納もお手のもの。ワームとシンカーを合わせて包んで、リグの絡みなどのストレスを排除しましょう。
個人的には、この使い方が1番オススメかなと思います。
ぜひお試しあれ!
さいごに
今回は、アブガルシア(Abu Garcia)から発売されているAbuルアーラップのインプレと基本情報、そしてちょっとした活用方法をご紹介しました。
ルアーボックスとは違った魅力があるラップ式ルアー収納。気になる方は、ぜひ導入を検討してください。