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mibro(ミブロ)アダプトスイマー160のインプレと特徴!変幻自在のビッグベイト。

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ルアーデザイナーの塚本謙太郎(ツカケン)氏がプロデュースするルアーブランド『mibroミブロ)』。そのミブロから2022年の春にビッグベイト『adapt swimmer160(アダプトスイマー160)』が発売されました。

へたっぴ

こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。

釣り具屋さんで一目惚れして即ゲットしたアダプトスイマー160インプレ特徴の紹介をしていきます!

本記事の内容
  • アダプトスイマー160のインプレと特徴について
  • アクションとタックルセッティングについて
  • 注意点とチューニングについて

アダプトスイマー160のインプレ

アダプトスイマー160

ボクが実際にアダプトスイマー160を使ってみて感じたことは「アダプトスイマー160は変幻自在のビッグベイト」だということ。この言葉に集約されるかなと思います。

完全一致という訳ではありませんが、あえて他社のルアーで例えるとアダプトスイマー160は、

  1. タイニークラッシュやサイレントキラー(改)の水中ドッグウォーク
  2. タイニークラッシュのヨタ巻き
  3. ネコソギ(DSR・XXX)のデッドスローリトリーブ
  4. ジャークベイトやソフトジャークベイトの瞬間的に移動するアクション
  5. ロイヤルフラッシュ(エバーグリーン)のくねくね泳ぎ

といった様々なルアーのアクションを表現することができます。

へたっぴ

まさに変幻自在!持ち物が制限されるオカッパリでは特に重宝してくれますね。

※ちなみに、アダプトスイマーとは「adaptive swimbait(適応能力の高いスイムベイト)」の略とのことです!

ちなみに、価格は6,160円(税込)。

若干お高いかと思われるかもしれませんが、「アダプトスイマー160は表現できるアクションが多いので実質的には複数のビッグベイトと持っているのと同じ」というように考えると十分にその価値はあると思います。

あと、(人によりますが)致命的な欠点が1つだけあります。

リップを付けたり外したり、背骨パーツを付けたり外したり、シンカーを付けたり外したりといった微調整がめっちゃ面倒臭えぇ。

これさえ乗り越えることができれば、最高の相棒になってくれると思います。

mibro(ミブロ)とは

mibro(ミブロ)のロゴ

まずはじめに、今回の主役であるアダプトスイマー160の販売元であるmibro(ミブロ)について紹介します。

mibro(ミブロ)とは、ルアーデザイナーの塚本謙太郎(ツカケン)氏がプロデュースしているルアーブランド。ハードルアーだけでなくソフトルアーやロッド・リールパーツ等も取り揃えられているのですが、特にクランクベイトの充実度が際立っています。

へたっぴ

誰もが知っているメーカーという訳ではないかもしれませんが、クランクベイトがお好きな方にとっては有名で信頼の置けるメーカーです!

そんなmibro(ミブロ)がビッグベイトを出したのでどのようなこだわりがあるのか楽しみです!

塚本謙太郎(ツカケン)氏によるアダプトスイマー160の解説・実釣YouTube

塚本健太郎(ツカケン)氏によるアダプトスイマー160の解説動画が3本ありますので、以下に貼っておきます。

アクションの様子やセッティング時のアドバイスなどもあるので、必見の内容かと思います。ぜひ参考にしてください。

へたっぴ

ちなみに、本記事はこれらの動画をかなり参考にして作っています!

アダプトスイマー160のスペックと特徴

アダプトスイマー160
アダプトスイマー160の製品パッケージ(裏面)
全長 160mm(ボディのみ)
ウエイト 50g
タイプ フローティング
サウンド サイレント
カラー 8色
価格 5,600円(税込6,160円)
フック Owner/Cultiva(カルティバ)STY-35MF #1
シンカー Owner/Cultiva(カルティバ)一手シンカー(1.8g/2.3g)

全長・ウエイト

アダプトスイマー160

アダプトスイマー160の長さは、名前に“160”とある通り160mm。しかしこれはボディのみの長さなのでテールをつけた実際の長さは約220mmです(フィネスなテールなので、サイズほどの迫力は感じませんでした)。

また、ウエイトは50g(約1-3/4oz)。最近、特に一般的になりつつある180mm前後で2ozクラスのビッグベイトのド真ん中なので、「ちょっと大きすぎて使いドコロに悩むなぁ」といった心配も必要ないと思います。

ビッグベイトのサイズ比較
上からアダプトスイマー160・ジョインテッドクロー178・タイニークラッシュ(トランスファーテール)
ビッグベイトのサイズ比較
上からアダプトスイマー160・タイニークラッシュ(Vテール)・ネコソギDSR・MB-1カスタム
ビッグベイトのサイズ比較
上からアダプトスイマー160・ハスフラット水面ノイジー・ギルロイドJr

ちなみに他社の有名なビッグベイトと比較してみると、

  • ジョインテッドクロー178(ガンクラフト)
  • タイニークラッシュ(DRT)
  • ネコソギ(ファットラボ)
  • ハスフラット(一誠)

と似たようなサイズ感でした。

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カラー

mibro(ミブロ)のインスタによると、アダプトスイマーのカラーは全部で8色。釣り具屋さんで買うときに全色見ることができたので、1色ずつボクの感想と合わせて紹介していきます(ちなみに、ボクが買ったのはDHライムです)。

mibro(ミブロ)のインスタで発信されているカラーの番号(順番?)が、実際に発売されたものと異なっています。ネットで購入される場合は、買い間違えに注意してください。

※本記事は、実際に発売されているカラー番号で紹介します。

アダプトスイマーのカラー
  1. #01 Bloody Shad(ブラッディシャッド)
    • 水中で存在感をボヤけさせてくれるホワイトベースのカラー。ナチュラルなカラーなので違和感なく使えると思います。背中の赤いドットが視認性を高めてくれてGood。
  2. #02 Murakin(ムラキン)
    • ムサラキの背中にフラッシングの強いゴールドのボディ、そしてオレンジのお腹。魚を呼ぶ力が強そうなので、濁ったときは特に活躍してくれそう。また、ボーンインモードでロールさせて巻いてくる時の控えめな明滅が良さそう。
  3. #03 DH Lime(DHライム)
    • チャートベースでクリアなボディなのでアピール力は弱めだが、ホログラムが程よく絶妙な存在感。現代のフィールドにマッチしている気がする。
  4. #04 Mirror Ghost Ayu(ミラーゴーストアユ)
    • 黒の背中にフラッシングするゴールドボディとシルバーのお腹。基本的にはムラキンとほぼ同じという認識でOKかなと感じました。
  5. #05 Tablerock Shad(テーブルロックシャッド)
    • マット系の膨張色を使ったカラー。ムラキンやミラーゴーストアユよりはフラッシングが無い分アピール力は控えめなイメージです。
  6. #06 Blueback Herring(ブルーバックヘリング)
    • ミラーゴーストアユにホログラムをプラスしたようなカラー。濁った状況だけでなくクリアウォーターも活躍してくれそう。
  7. #07 Phantom Shad(ファントムシャッド)
    • フラッシング無しのゴースト系カラー。アダプトスイマー160の中では1番控えめなカラーかなと思います。
  8. #08 Gizzard Shad(ギザードシャッド)
    • ブラッディシャッドとほぼ同じイメージ。バスにも人間にも違和感のないカラーという印象です。

ジョイント

アダプトスイマー160のジョイント可動域

アダプトスイマー160の大きな特徴といえば、第一ジョイントの可動域の広さ。これによりルアーを止めたときに大きくボディが曲がり、よりピンポイントをネチネチ誘うことができます。

アダプトスイマー160のジョイント部分

また、第一ジョイント部分は横に広がっています。このジョイント部分の形によって、アクションさせたときにロールアクションが出やすくなります。

ロールアクションが出せるビッグベイトはあまり多くない(タイニークラッシュくらい?)ので、アダプトスイマー160はかなり貴重な存在です。

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フック

アダプトスイマー160のフック
(左)アダプトスイマー160の純正フック(右)ジョインテッドクロー178の純正フック

アダプトスイマー160の純正フックは、Owner/Cultiva(カルティバ)STY-35MFの#1(フロント・リア共に)が使われています。

このフックが他の一般的なトリプルフックと明らかに違うのは、フックの開きが大きいという点。これによりフッキング率がUPするので、ビッグベイトにありがちなフッキングミスを少なくすることが出来ます。

へたっぴ

フッキング性能が良くなるということは根掛かりのしやすさが上がるということなので、少し気をつけた方がいいかもしれませんね。(ボクはまだそこまでアダプトスイマー160を使い込んでいないのでよく分かりませんが。笑)

でも、ツカケンさんが何年もテストを繰り返して「このフックでいこう」と決めたのだから問題ないのだろうと思います!

テール

アダプトスイマー160のテール

アダプトスイマー160には、ワーム素材のタブルピンテールが1つ付いてきます。

ジョインテッドクローやタイニークラッシュのテールと比べるとかなり柔らかい素材なのでアクションさせたときの艶かしい揺らめきが魅力的ですが、それと引き換えに強度はやや犠牲になっているかなという印象です。

へたっぴ

ちょっと脆いけど、このテールのアクションはマジで良いです!

テールをアダプトスイマーにセットする場合は、

  • テールの上下を間違えないようにする(上記写真が正しい向きです)
  • 着脱するときは引っ張りすぎないようにする

という点に気をつけてください。

へたっぴ

テールを付けるときのコツは、ルアーとテールを水に塗らせて滑りをよくすることです!

「上手くセットできない…」という方は試してみてください。

※ちなみに、テールやリップ・ボーンなどのパーツ類のみの販売も予定されているそうなので、もし千切れたり無くしたりしても安心ですね!

付属シンカー

カルティバ「一手シンカー」

アダプトスイマー160には、最初からのCultiva(カルティバ)一手シンカーが2つ(1.8g/2.3g)付いてきます。

シンカーが標準で付いてくるのは嬉しい気遣いですね。

アダプトスイマー160のシンカーホール

アダプトスイマー160のボディには、シンカーを付けられるアイが2ヶ所設置されています。

ここにシンカーをセットすることで、攻めるレンジを少し変えられたり浮き上がり姿勢を調整したりすることができます。

ちょっとの工夫でバイトの数が変わることもあるので、ぜひ色々試してみてくださいね。

へたっぴ

タイニークラッシュをヨタマキする時のように、フロントフックのアイにシンカーを付けても面白いと思います!

ラインアイ

アダプトスイマー160のラインアイ

アダプトスイマー160には、ラインアイが上下に2つ用意されています。

このラインアイは基本的に、

  • 上側のアイは下へ潜ろうとする力が働きやすい
  • 下側のアイは上へ浮き上がろうとする力が働きやすい

という意味合いがあります。

とは言え、この差を実感するのはリップレスモードで使うときくらいかなあと思います(ノーマルモード・ボーンインモードでは差を感じませんでした)ので、リップレスモードで使う場合に意識してみてください。

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着脱式リップ

アダプトスイマー160の着脱式のリップ

アダプトスイマー160のリップは着脱できる仕様になっています(ネジ止めされています)。

これにより、以下の2つのメリットがあります。

  • リップの有無でアクションを変化させられる
  • リップが割れた時に、新しいものに交換修理できる

アクションを色々変えたい方や岩盤などを攻めることが多い方にとって、リップが着脱式なのは嬉しいポイントですね。

へたっぴ

せっかくリップが着脱できるので、ショートリップやロングリップ、ワイドリップ等のバリエーションがあるといいなと思います!

携帯式ねじ回し

※ちなみに、リップの着脱にはメガネ用のネジ回しが持ち運びしやすくてオススメです!(ボクはダイソーで見つけました)

背骨パーツ

リップレスのアダプトスイマー160の背骨パーツ

アダプトスイマー160には、ボディに挿入して使う背骨パーツなるものが付いてきます。

この背骨パーツは、アダプトスイマー160のジョイント部分の可動域を制限するショックダンパーの役割を担っています。これにより、同じルアーでもまるで別のルアーを使っているくらいの変化を作り出すことができます。

へたっぴ

詳しくはアクション紹介の項目で深掘りします!

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【動画アリ】3つのアクションを持つアダプトスイマー160

アダプトスイマー160

mibri(ミブロ)アダプトスイマー160の最大の特徴とも言えるのが、自由度の高さ。セッティングを変えることで、以下の3タイプのアクションをさせることができます。

  1. ノーマルモード
  2. ボーンインモード
  3. リップレスモード

ノーマルモード

アダプトスイマー160のノーマルモード

3連結ボディがフレキシブルの稼働するモード。可動域が広い特殊形状のジョイントによって捻りの入った複雑なアクションのただ巻きや、移動距離の採用まで抑えた水中ドッグウォークを得意とします。

アダプトスイマー160 製品パッケージより

背骨パーツを取り外したノーマルモードは、くねくねと大きく動くのが特徴。ただ巻きすれば、大きく身をくねらせながら激しく泳いでくれます。

また、瞬発的なリーリングやロッドジャークによるドッグウォークでは、ピンポイントな誘いをすることができます。さらに第一ジョイントの可動域が広いことで、アクションさせた後のふわっと漂う余韻がより魅力的になります。

へたっぴ

誤解を恐れずにいうと、

  • タイニークラッシュのモードB
  • サイレントキラー145(改)

の水中ドッグウォークとアクションが似ている気がします!

ボーンインモード

アダプトスイマー160のボーンインモード
ボディの中央に背骨パーツが入っています

付属の背骨パーツを挿入するこ事で、ジョイント部分の可動域を抑え、ロール方向へ特化したナチュラルでサイレントなアクションに特化したモードです。スローから高速まで様々なスピードでのステディリトリーブやリッピングに対応します。

アダプトスイマー160 製品パッケージより

背骨パーツをアダプトスイマー160に挿入したボーンインモードは、大きく暴れるノーマルモードとまったく別物。背骨パーツをセットしてアクションをあえて制御させることで、普通のただ巻きでは無防備なベイトフィッシュがふらふらと泳いでいるようなアクションを出すことができます。

また、シンカーをセットしたときは微細なロールアクションが入り、背中・ボディ・お腹のカラーや見え方の違いによる明滅を出すことができます。

できる限りゆっくり巻いて控えめなアクションで誘うのが、水を大きく動かすことを嫌う晩秋〜早春のバスを狙うのにかなりオススメです。

へたっぴ

他社のビッグベイトで例えると、

  • ネコソギDSRのデッドスローリトリーブ
  • タイニークラッシュのヨタ巻きセッティング

に近いイメージです!

リップレスモード

アダプトスイマー160のリップレスモード

リップ、背骨を外したモードです。2つあるタイイングアイのうち、下側アイでは水面を、上側アイでは水中に潜航します。全身をくねらせるようなただ巻きのほか、急激なダート&ストップが持ち味のリトリーブジャークなど、リアルなエスケープアクションを演出する事ができます。

アダプトスイマー160 製品パッケージより

最後は、リップと背骨パーツの両方を取り外したリップレスモード。ジャークベイトのような瞬間的にダートするアクションと水面をヘビのようにクネクネしながら泳ぐアクションでバスを誘ってくれます(ジャーキングで誘うときは背骨パーツをセットした方がいいかもです)。

また、2つのラインアイを使い分ける事でアクションの微調整が可能。ホントに微妙な差ですが、このちょっとした工夫ができるかできないかが大事な気がします。

へたっぴ

アダプトスイマー160のリップレスモードを他社のルアーで例えると、

  • ソフトジャークベイトやジャークベイトのアクション
  • ロイヤルフラッシュ(エバーグリーン)のただ巻き

が近い気がします!

使い方で変わるアダプトスイマー160におすすめなタックル

アダプトスイマー160のおすすめタックル

基本的にはアダプトスイマー160をストレスなくキャストできて思い通りのアクションをさせることが出来れば、タックルは何でもOKです。

とはいえ全てを丸投げするのもアレなので、ボク自身が考えたタックルセッティングを紹介しようと思います。参考までにチェックしてください。

今回は目的に合わせて以下の3タックルを組んでみました。

  1. ノーマルモード・ボーンインモードのただ巻きセッティング
  2. ノーマルモードの首振りセッティング
  3. リップレスモードのジャーキング・水面ただ巻き

ノーマルモード・ボーンインモードのただ巻きセッティング

アダプトスイマー160のただ巻きにおすすめなタックル
セッティング例
  • ロッド:ブラックレーベルFM742HFB
  • リール:基本的にノーマルギアの05メタニウムXT(ウィードが濃くなってくるとハイギアのカシータスMGLも使用)
  • ライン:ナイロン20lb(ウィードが生えてきたらフロロ16lb以上に変更)

ノーマルモード・ボーンインモードをロングキャストしてただ巻きするときは、アダプトスイマー160を弾き出す強さがありながらもノリが良い(竿が追従する)ダイワの「ブラックレーベルFM742HFB」というヘビークラスのグラスコンポジットロッドを使っています。さらに、フロロより伸びやすいナイロンラインをセットすることでバイトが深くなるようにしています。

リールは何でもOKだと思いますが、ボクは基本的にノーマルギアでゆーっくり巻くのが好みです。しかし、ウィードが多くなってくる時期に関しては、ハイギヤのリールにナイロンより伸びないフロロラインをセッティングします(ウィードのタッチ感度を高めて素早くウィードを切るため)。

へたっぴ

タイニークラッシュのヨタ巻きのようなアクションをさせたいときは、シンカーをシンカーホールではなくフロントフックのアイ付近にセットするようにしてください。

アダプトスイマー160のヨタ巻きセッティング

フックとシンカーの位置が近いとより振り子の力が集中され、いい感じにロールアクションが出るようになります!

ノーマルモードの首振りセッティング

アダプトスイマー160の首振りにおすすめなタックル
セッティング例
  • ロッド:リベリオン6101HSB
  • リール:タトゥーラSVTW(エクストラハイギア)
  • ライン:フロロ20lb

アダプトスイマーのノーマルモードを水中ドッグウォークで使う場合は、アクションさせた時にティップが負けない硬さの「リベリオン6101HSB」を使っています。

また、水中ドッグウォークでの誘い方はラインを緩めてルアーを漂わせているときにバイトが出ることが多いので、瞬間的にあわせられるエクストラハイギアのリールと伸びにくいフロロラインを使うようにしています。

へたっぴ

シンカーを付ける場合は、

  • リアに18.gか2.3g(フロントには付けない)
  • フロントに0.9g、リアに1.8gか2.3g

の組み合わせでセットするといい感じでした!参考までに!

※0.9gのシンカーは付属されていないので、別途購入が必要です。ちなみに、アダプトスイマー160に付属している一手シンカーには0.9gがラインナップされていないので、一手シンカー意外で用意する必要があります(オススメはバリバスのTGグレネードクイックチェンジャー)。

リップレスモードのジャーキング・水面ただ巻き

リップレスのアダプトスイマー160におすすめなタックル
セッティング例
  • ロッド:ブラックレーベルFM-701MHFB
  • リール:カシータスMGL(ハイギア)
  • ライン:PE3.5+ナイロン16lb

リップレスモードのアダプトスイマー160をジャーキングや水面ただ巻きで使う場合は、とにかくノリ重視のセッティング。ロッドもアダプトスイマー160を使うにしては柔らかい「ブラックレーベルFM-701MHFB」というよく曲がるグラスコンポジットロッドを使っています(パワー表記上はキャパオーバーですが、ボクは問題なく使っています)。

フッキングパワーが伝わりにくい柔らかめのロッドを使っているので、それを補うために伸びないPEラインをメインラインにセットしています(水面付近で使うからという理由もあります)。

リールのギア比は正直何でも良いと思います。

へたっぴ

何度も言いますが、あくまで参考程度にしてくださいね!

自分なりのセッティングを見つけるようにしてください!

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【注意喚起と解決策】アダプトスイマー160のテールが取れる問題について

mibro(ミブロ)のYouTubeやSNSでアダプトスイマー160のテールを固定する方法が紹介されています。

ボクは何度か使ってみてテールが取れるようなことは経験しませんでしたが、バイトがあったときやバックラッシュなどで稀にテールがスポッと抜けてしまうことがあるようです。

その防止策の手順は以下の4ステップです。

  1. 固定するチューブ等を用意
  2. チューブをボディにセット
  3. テールをセット
  4. チューブをテール部分にスライドさせて固定

固定するチューブ等を用意

透明なシリコンチューブ

まずは、テールを固定するチューブ等を用意します。

輪ゴムでも何でもOKですが、ボクは完成時のシルエットを綺麗にしたいので透明チューブで固定しています。(※本記事では見やすいように黒色のOリングで行います)

へたっぴ

透明チューブは、ホームセンター(コーナン)の園芸用品コーナーで見つけました!
(※ちなみに、チューブの内径は9mmです。)

これを3mm幅くらいにカットすれば完成です!

シリコンチューブをアダプトスイマー160にセットした様子

また、浄水器や水栓コーナーにある「Oリング」でも代用できます!

オーリング

ボクは「9.8mm」「10.8mm」「11.8mm」の3サイズで試してみたのですが、どれも問題なく使うことができました!

チューブをボディにセット

アダプトスイマー160のテールを固定する様子

テールを固定するチューブが用意できれば、後は実際にセットするだけ。

ここで大事なのは、先にチューブをアダプトスイマー160のボディにセットするということです。

この順番さえ間違えないようにしてくださいね。

テールをセット

アダプトスイマー160のテールを固定する様子

チューブをセットしたら、次はテールをセットしていきます。

やや脆い素材なので、優しく慎重にセットしましょう。

へたっぴ

先ほどもお伝えしたが、ボディとテールを水に濡らすと簡単にセットできます!

ぜひ試してみてください!

チューブをテール部分にスライドさせて固定

アダプトスイマー160のテールを固定する様子

テールを付け終えたら、最後にチューブをテール固定部分にセットして完了です。

【検証】mibro(ミブロ)アダプトスイマー160のテールは他社のもので代用できる?

ビッグベイトのスペアテール

アダプトスイマー160のように自由度の高いビッグベイトを持つと、チューニングしてみたくなるのが釣り人の性。その中でも1番手っ取り早いのが、他社のビッグベイトのテールをアダプトスイマー160にセットしてアクションを変えることかと思います。

ということで今回は、以下の3種類のテールでのアクションを見ていこうと思います(アクションはノーマルモードです)。

  • ジョインテッドクロー178のテール
  • タイニークラッシュのVテール
  • ギルロイドJrのブーツテール

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ジョインテッドクロー178のテール

アダプトスイマー160とジョインテッドクローのテール

まず最初に試したのは、ジョインテッドクロー178のテール。アダプトスイマー160にセットした見た目の感じは、けっこう良さそうで期待感が高まります。

ノーマルモードのただ巻きでは、テールが水を強く受けてカクカク動くようになり、オリジナルのアダプトスイマー160のアクションと比べると、かなり水押しが強くなった印象です。

濁ったときや、広い場所からバスを呼びたいときはアリだなと思いました。

へたっぴ

撮影が上手くいかなかったので映像はありませんが、ノーマルモードの首振りアクションも試しました。

オリジナルよりも強くブレーキがかかり、より1点でネチネチ誘えるなといった感じでした!

結論としては、アダプトスイマー160にジョイクロのテールはオプションとして十分使えます(ジョイクロのソフトテールだったらもっと良かったかも?)。

タイニークラッシュのVテール

アダプトスイマー160とタイニークラッシュのテール

次に試したのは、タイニークラッシュのVテール。形状としてはアダプトスイマーのテールとやや似ているので多分いい感じになると予想しています。

へたっぴ

タイニークラッシュのVテール、めっちゃ良い!

アダプトスイマー160のテールより強く、ジョイクロのテールよりも弱いといった感じで、絶妙なアクションでした。

個人的に、ぜったいに試してほしいセッティングかもしれません!

ただ、アクションさせた後のフワッとゆらめく動きは純正テールには敵わないなとも感じました。

他社のテールを試すことで、アダプトスイマー160のテールの良さを再認識できました。

ギルロイドJrのブーツテール

アダプトスイマー160とギルロイドのテール

最後はギルロイドJrのブーツテール(ブーツテールをセットした場合はけっこう隙間があるのでチューブ止めは必須です)。

へたっぴ

これまためっちゃ良い!

アダプトスイマー160の艶かしいアクションはそのままで、純正テールよりもアピール力を上げた感じです!

ブーツテールの場合、首振りセッティングは正直イマイチですが、ただ巻きのアクションは1級品だなと思いました。

どのテールも使ってみる価値は十分あると感じたので、ぜひ試してみてください。

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さいごに

今回は、mibro(ミブロ)アダプトスイマー160のインプレと特徴・タックルセッティング・チューニング等について紹介しました。

冒頭でもお伝えしましたが、アダプトスイマー160を1つ持っていれば複数のルアーを持っているのと同じようなものなので値段の割にお得感のあるルアーだなと思います。

気になる方は、まずは釣り具屋さんで実物をチェックしてみてくださいね!

へたっぴ

本記事でわからないことや他に知りたいことがあれば、何でも気軽に聞いてくださいね!

質問・要望はこちら(方法があります)

今回はビッグベイトの紹介でしたが、現時点のへたっぴブログはラバージグに関する記事が多いです。気になる方はぜひチェックしてください!

それでは!

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