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ラバージグをソークする時間は24時間がベストな理由

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ラバージグソークする時間って、どれくらいがいいの?

へたっぴ

こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。

24時間(1日)がベストやで!

本記事の内容
  1. ファインラバー素材のラバージグをソークする時間は24時間(1日)がベストな理由
    • 見た目の変化
    • アクションの変化(水温別に細かく解説)

ラバージグをソークする時間は24時間がベストな理由

バス釣りにおける永遠の定番ルアーの1つ、ラバージグ。近年、スモールラバージグや5g程度のコンパクトジグといったように種類が細分化されてきたのも、「タックルを選ばずにどんな場合でも武器になるからゼッタイに持って行ってね。」という釣り業界からのメッセージなのかもしれません。

そんな頼もしい存在のラバージグには一年中使い所があるのですが、特にファインラバー素材のラバージグによる冬のバス釣りにおいては別格。水が硬くなる低水温期にも艶かしく動く様子は、代わりはいないと言っても過言ではありません(正確にいうと、そもそもファインラバーのアクションがシリコンラバーのアクションよりも優れているということです)。

そんなファインラバー素材のラバージグは、ソークすることによりクオリティが格段に上がるので使う前にソークするのがマスト。そして、買ったままのラバージグはソークされていないので自分でソークする必要があります。

ここで、「どれくらいの時間ソークすればいいの?」という冒頭の疑問が出てきます。

ボクの答えは、すでに書いてある通り「24時間(1日)」です。

本記事ではラバージグをソークするベストの時間が24時間(1日)の理由を、ソーク時間を変えたラバージグの比較画像・動画と合わせて説明していきます。

ボクはプロではありませんが、実際に試してみた写真と動画が信憑性の保証になると考えています。

詳しく解説していきますので、気になる方はぜひ最後までお付き合いください。

【初心者向け】「ラバージグをソークする」ってなに?

まずは、初心者の方に向けて「そもそも、ラバージグをソークするってなに?」というトコロを説明します。

ラバージグのソークとは、ラバージグをソークオイルに漬けてジグのクオリティを上げることをいいます。

効果としては、メリット・デメリット合わせて以下の4点があります。

  1. メリット
    • ラバーの発色が鮮やかになる
    • ラバーが長く、太くなる
    • アクション(フレア)がさらに艶かしくなる
  2. デメリット
    • ラバーが劣化する(そこまで気にする必要なし)

※ラバージグをソークする行為は、ラバージグの耐久力を削るということ。つまりラバージグのソークは、ラバージグの体力を削ってパフォーマンスをUPさせているということです(とはいえ、ジグの劣化に関してはそこまで気にする必要はありません)。

とりあえずは「ラバージグの動きを良くするチューニング」と捉えていただければOKです。

 ※詳しく知りたいからは、以下の記事をご覧下さい。

ソークオイルには「ソークする時間は15分ほど」と記載。しかし…

ソークオイル
ソークオイル

※念のために記載しておきます。

冒頭から「ラバージグをソークする時間は24時間(1日)がベスト」だとお伝えしているのですが、実は、ラバージグのソークオイル(パワーオイル/エコギア)のパッケージには「ソーク時間は15分ほど」と記載があります。

しかし実際にそれ以上の時間ソークしたラバージグと比較すると、明らかに長い時間ソークしたラバージグの方がクオリティが高く、また、劣化も見られなかったので、メーカーがなんと言おうとボクは「ラバージグをソークする時間は24時間(1日)」だと考えています。

へたっぴ

文章で言ってもアレなので、さっそく実際の写真と動画でチェックしていきましょう!

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ソークする時間を変えたラバージグで比較してみた

今回はソーク時間を変えた以下の4種類のラバージグを用意し、見た目の変化とアクションの変化をそれぞれ見ていきます。
※ラバージグはゼロワンジグ(O.S.P)のブラック/ブラウン9gを使用しています。

今回つかうジグ
  1. 買ったままの状態(ソークしていない状態)
  2. 15分ソークしたもの(メーカー推奨)
  3. 24時間(1日)ソークしたもの
  4. 1週間ソークしたもの

また、アクションを確認する際の水温は、

  • 5℃
  • 10℃
  • 15℃
  • 20℃

の4パターンで観察していきます。

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見た目の変化

まずは、見た目の変化から比べていきます(以下の2項目で観察します)。

  1. ラバーの発色
  2. ラバーの長さ・太さ

ファインラバーの発色

ファインラバー素材のラバージグをソークすると、ラバーの発色が良くなります。まずは、ラバーの発色の鮮やかさを比較していきます(※左から買ったまま・15分ソーク・24時間(1日)ソーク・1週間ソークしたものの順番です)。

ラバージグの発色を比較した図

ボクの感想は、左端の買ったまま(ソークしていない)のジグと比べると以下のとおりです。

  • 15分ソークしたラバージグ(左から2番目)→さほど変化なし。
  • 24時間(1日)ソークしたラバージグ(左から3番目)→明らかにラバーの発色が良くなった。
  • 1週間ソークしたラバージグ(右端)→明らかに発色が良くなった。しかし、24時間(1日)ソークしたものと比べると変化なし。

ラバージグのソークは、ラバーの耐久力を削ってパフォーマンスを上げるということ。つまり、より少ない時間でラバーの発色を良くした「24時間(1日)ソークしたラバージグ」がベストなソーク時間だと言えます。

ひとまず、ラバーの発色に関しては24時間(1日)ソークしたものが最も良かったということはお分かりいただけたかと思います。

次は、ラバーの長さ・太さを比較していきましょう。

ラバーの長さ・太さ

ファインラバー素材のラバージグをソークすると、ラバーが買ったままのものと比べて長く・太くなります。ソーク時間でどれくらいの差があるのか見ていきましょう(※左から買ったまま・15分ソーク・24時間(1日)ソーク・1週間ソークしたものの順番です)。

ラバージグの比較図

まずはラバーの長さに注目して比較していきます。左端の買ったまま(ソークしていない)のラバージグと比べたボクの感想は以下のとおり。

  • 15分ソークしたラバージグ(左から2番目)→ちょっと長くなった。
  • 24時間(1日)ソークしたラバージグ(左から3番目)→かなり長くなった。
  • 1週間ソークしたラバージグ(右端)→かなり長くなった。しかし、1日ソークしたラバージグと比べると変化なし。

より少ない時間で最もラバーが長くなった「24時間(1日)ソークしたラバージグ」がベストなソーク時間だと言えます。

続いては、ラバーの太さを比べていきます。

ラバージグの比較図

これも同じく、買ったまま(ソークしていない)のラバージグと比較したボクの感想を以下に書いていきます。

  • 15分ソークしたラバージグ(左から2番目)→気持ち太くなった。
  • 24時間(1日)ソークしたラバージグ(左から3番目)→けっこう太くなった(触った感触が全然違いました)。
  • 1週間ソークしたラバージグ(右端)→けっこう太くなったが、相変わらず24時間(1日)ソークしたラバージグと比べると変化なし。

より少ない時間で最もラバーが太くなった「24時間(1日)ソークしたラバージグ」がベストなソーク時間だと言えます。

へたっぴ

「ラバーが伸びる・太くなる=良い」とは一概に言えませんが、変化量が最も多かったと解釈していただければと思います!

見た目の変化まとめ

ラバージグをソークする時間はメーカー推奨の15分では物足りず、逆に長すぎても良くない(効果がなくなる)。今回の比較では、その塩梅が24時間(1日)ということがわかりました。

よって、ラバージグは24時間(1日)ソークすればOKだと言えます。

へたっぴ

それでは、次はアクションを見ていきましょう!

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アクションの変化

「見た目の変化ではラバージグの最適なソーク時間は24時間(1日)でしたが、アクションはどうでしょう?」ということで、次はアクションを見ていきます(※使用するラバージグは引き続きゼロワンジグ(O.S.P)のブラック/ブラウン9gです)。

先ほどもお伝えしましたが、ラバージグをソークする行為は「ラバージグの体力を削ってパフォーマンスをUPさせるもの」です。よって比較した結果、ラバージグのパフォーマンスが同程度の場合、より少ない時間ソークしたラバージグを「効率良く(体力を削らずに)パフォーマンスをUPさせたもの」として優秀なものと判断します。

水温5℃

まずは、厳寒期を想定した水温5℃での様子を見ていきましょう。動画のラバージグは、左から「買ったまま(ソークしていない)・15分ソーク・24時間(1日)ソーク・1週間ソーク」です。

へたっぴ

どれもキレイにフレアしてる!

特に、ソーク時間が長い24時間(1日)ソーク・1週間ソークしたラバージグがラバーの動きに迫力がありますね!

ラバーのフレアに関してはソークしていないラバージグもなかなか良いアクションを見せてくれましたが、24時間(1日)・1週間ソークしたラバージグと比べると、どうしても物足りなさを感じてしまいます。これはラバーの長さと太さの差なのかなと思われます。

その証拠に、ラバーの長さ・太さのクオリティが最もよかった24時間(1日)ソーク・1週間ソークしたラバージグが、躍動感のあるアクションを見せてくれました。

そしてその中でも、より短い時間でハイクオリティなラバージグとなった「24時間(1日)ソークしたラバージグ」がアクション面でもベストだと言えます。

水温10℃

次は、ちょっとだけ水温を高くして水温10℃。水温が二桁あると「何とかなるかも?」と感じますが、相変わらずタフコンディションなことが多いビミョーな水温です。

へたっぴ

水温5℃のときと同じくどのラバージグも綺麗にフレアしていますが、やはりラバーの長さ・太さで勝る24時間(1日)ソーク・1週間ソークしたラバージグのフレアが際立っていますね!

水温15℃

水温15℃は、バス釣りにおいて重要なので必ず意識するようにしてください。なぜなら、水温15℃というのはスポーニングが始まる目安とされているからです。

へたっぴ

これも同じですね!

水温20℃

最後は、いわゆるハイシーズンと言われる水温20℃。人間にとってもバスにとっても居心地の良い季節ですね。

へたっぴ

もう言うまでもありませんね!

よって、水温に関係なく24時間(1日)ソークさせたラバージグがベストだということが分かりました。

さいごに

これまでの比較(見た目とアクション)から、ラバージグのベストなソーク時間は「24時間(1日)」だということがご理解いただけたかと思います。

ラバージグのソーク時間で悩んでいる方はぜひご参考にしてくださいね!

へたっぴ

本記事を読まれて、「ここってどういう意味?」「次は◯◯をテーマに記事を書いて!」という疑問や要望が出てきた方は、何でも気軽に聞いていただければと思います!

質問・要望はこちら(方法があります)

それでは!

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