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シリコンラバーのラバージグをソークする意味あるの?試してみました

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ラバージグのソークといえばファインラバーだよな。いろいろググってもみんな当然のようにファインラバーのラバージグをソークしてるし。

シリコンラバーラバージグソークしちゃダメなのかな?もしソークしたらどうなるんだろ?気になるな。

へたっぴ

こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。

ボクも気になります!やってみましょう!

ということで、実際にシリコンラバーのラバージグをソークしてみました。

結論を先にお伝えすると、「シリコンラバーのラバージグはソークする意味なし」というのがボクの答えです。

この結論に至った過程を、実験の様子(写真・YouTube動画)と合わせながら解説していきます。

もう一度言います。

シリコンラバー素材のラバージグはソークする必要ありません。

本記事の内容
  • 「シリコンラバー素材のラバージグにソークは必要か?」を徹底検証

「シリコンラバーのラバージグにソークは必要か?」検証の概要

今回は「シリコンラバー素材のラバージグにソークは必要なのか?」ということを知るために、以下の2点で違いを見ていきます。

  1. 見た目の違い
  2. アクションの違い(水温別に観察)

また、本実験で使用するラバージグの詳細は以下のとおりです。

  • メーカー、重さ、カラーを全て統一(O.S.Pゼロワンジグ9g/ワイルドギル)
  • 買ったままの状態、1日ソークしたジグ、1週間ソークしたジグの3種類で比較観察

検証結果

シリコンラバー素材のラバージグ

見た目の違い

ラバージグをソークすると、通常は見た目に以下の違いが現れます。

  1. ラバーの発色が綺麗になる
  2. ラバーが伸びる
  3. ラバーが太くなる

実際の写真と合わせて1つずつ見ていきましょう。

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ラバーの発色

シリコンラバー素材のラバージグの比較画像

上の写真は、左から順に【買ったまま・1日ソーク・1週間ソーク】のラバージグを並べた図です。

光の当て方など色々試しましたが、どうやらラバーの発色に変化はないようです。

※一応、ラバージグの並べる順番を変えたバージョン(↓)も貼っておきます。違いがわかるか試してみてください。

シリコンラバー素材のラバージグの比較画像
へたっぴ

マジで分からん。

※ちなみに2枚目の写真は、左から順に【1週間ソーク・買ったまま・1日ソーク】のラバージグです。

ラバーの長さ・太さ

シリコンラバー素材のラバージグの比較画像

次はラバーの長さ・太さの変化を見るために、さらに近くでラバージグを観察してみました。ちなみに、写真は左から順に【買ったまま・1日ソーク・1週間ソーク】したラバージグです。

ご覧のとおり、ラバーの長さ・太さに関しても特に変化は見られませんでした。

へたっぴ

今のところ、シリコンラバー素材のラバージグをソークした効果は一切感じられていません。

つぎは「アクションの変化はどうなのか?」という点を見ていきましょう。

アクションの違い

「見た目には特に変化がなかったけど、アクションはどうだろう?」ということで、次はアクションの違いを見ていきましょう。

一般的に、ソークしたラバージグはフレアがより艶かしくなるので【アクションさせた後のフレアの様子】を重点的にチェックすることにします。また、水温によってアクションが変わるのかも知りたいので、【5℃・10℃・15℃・20℃】の4パターンでアクションを見ていきます。

へたっぴ

「低水温期はシリコンラバーの動きがぎこちなくなる。」と言われていますが、具体的に水温が何℃の場合からアクションが悪くなるのかもチェックするということです!

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水温5℃

まずは一般的な厳寒期(1〜3月くらい)をイメージした、水温5℃からチェックしていきます(左から順に、買ったまま・1日ソーク・1週間ソークしたラバージグです)。

へたっぴ

どのラバージグのフレアも同じ!

ということで水温5℃の場合では、どのラバージグもパフォーマンスに差はありませんでした。要するに、ソークする必要はないということです。

水温10℃

つぎは、水温10℃でのラバージグの状態を見ていきましょう。人間からすると、水温が二桁あると何だか嬉しくなりますが、基本的にバスは冬モードな場合が多いかなという時期です(左から順に、買ったまま・1日ソーク・1週間ソークしたラバージグです)。

へたっぴ

これまた特に差はないかなという感じです(若干、1週間ソークしたラバージグの動きが悪いかなと思いますが、おそらく誤差でしょう。)。

ということで、水温10℃の場合でも特に差は感じませんでした。つまり、シリコンラバー素材のラバージグはソークする必要ありません。

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水温15℃

つぎは、バスのスポーニングが始まる目安と言われる水温15℃の場合はどうなのか見ていきましょう(左から順に、買ったまま・1日ソーク・1週間ソークしたラバージグです)。

へたっぴ

強いて言うなら1週間ソークしたラバージグのフレアが少し弱いかなと感じますが、基本的に差はあまり感じません。

ぶっちゃけ、ブログ的にもう少し盛り上がる展開が欲しいトコロです。笑

やはり、シリコンラバー素材のラバージグをソークする必要はありません。

水温20℃

さいごは、適水温のど真ん中である水温20℃の場合でチェックしていきます。これくらいの水温になると、人間も気持ちよく釣りができる気候ですね。

へたっぴ

はい。ぜんぶ一緒。

よって、シリコンラバー素材のラバージグはソークする必要ありません。

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アクション差についてのまとめ

シリコンラバー素材のラバージグを

  1. 買ったそのまま
  2. 1日ソークしたもの
  3. 1週間ソークしたもの

の3種類用意して、

  1. 水温5℃
  2. 水温10℃
  3. 水温15℃
  4. 水温20℃

の4パターンの水温でアクションを見たところ、

特に大きな差は見られませんでした。

へたっぴ

個人的に1番おどろいたのは、水温5℃の時も水温20℃の時もアクションが変わらなかったことです。つまり、低水温期だからといって、シリコンラバー素材のラバージグを避ける必要はないということですね!

一般的に、低水温期はラバーの動きが悪くなる(※)と言われているのですが、今回の実験ではそれは確認できませんでした。
(※)水温が低くなると、水の比重が重たくなる(お風呂の水の理論)のでラバーに対しての抵抗感が増す&ラバーが硬くなるのでアクションが悪くなると言われています。

つまり低水温期にファインラバーが推される理由は「低水温期はシリコンラバーが固くなるから」ではなく、「そもそもファインラバーの方がシリコンラバーよりアクションが優れており、スローに誘うことが多くなる低水温期は特にアドバンテージになるから」ということですね!

【ラバージグ】ファインラバーとシリコンラバーのフレアを水温別に比較

さいごに(シリコンラバーにソークは要らない)

実際にシリコンラバーのラバージグをソークしてわかったことは、「だからみんなシリコンラバーのジグをソークしないのね。」ということでした。

何の変化もなかったのが残念でしたが、逆にいうとシリコンラバー素材のラバージグは、買ったままの状態で既に完成されているという証明になりました。ちゃんちゃん。

へたっぴ

強いていうなら、シリコンラバー素材のラバージグに必要なのはラバーのカットチューンくらいですね!(もちろん、買ったままの状態でも十分使えますよ!)

ラバージグのラバー・ブラシガードをカットチューンする効果と方法

気になる方はぜひチェックしてください!それでは!

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