たまに見かけるんやけど、自分でチャターベイト作ってる人いるやん?
あれなんでなん?既製品があるのに…。
でも、チョット羨ましいし何ならやってみたい気持ちもあるんよな〜。
本記事はこのような方に向けて書きました。
こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。
今回は、チャターベイトを自作する理由と方法について解説していきます!
※ボクが大好きな自作チャターベイトのアクションはこんな感じです。↓
- チャターベイトを自作する理由
- チャターベイトを自作するのに必要なモノ・手順
- 自作チャターベイトにオススメのラバージグ
わざわざチャターベイトを自作する理由
僕がチャターベイトをわざわざ自作する理由を一言でいうと「自作でしか手に入れられないチャターベイトがあるから」。つまりチャターベイトを自作することで、既製品では手に入らないアクションを持ったチャターベイト(≒あまり流通していないモノ)を手に入れられるということです。
具体的にいうと、ボクは以下の2種類の特徴を持つチャターベイトを自作しています。
- ウエイトが軽いのにパワーのあるチャターベイト
- 極太ファインラバーでできた存在感抜群のチャターベイト
ウエイトが軽いのにパワーのあるチャターベイト
ボクが自作するチャターベイトの特徴の1つ目は、「ウエイトが軽いのにパワーのあるチャターベイト」。具体的には、3.5gや5gといった軽めのラバージグに大きめのブレードを合わせたセッティングのことです。
このチャターベイトの特徴は、「小さいのに強い」ということ。コンパクトサイズなのに大きな水押しでアピールしてくれます(イメージはサイコロラバーと近いです)。
メーカーによっては5gクラスの小さいチャターベイトも売っているのですが、大体がブレードも小さくアピール力が弱いんですよね…。
なので自分で作っちゃいました!(※このチャターベイトを作るのにオススメなラバージグは後述します。)
極太ファインラバーでできた存在感抜群のチャターベイト
ボクが自作するチャターベイトの特徴の2つ目は、「極太ファインラバーでできた存在感抜群のチャターベイト」。いわゆる「モップジグ」と呼ばれるジャンルのラバージグをチャターベイトに改造したモノです。
このチャターベイトの特徴は、なんといっても一般的なラバーとは比べ物にならない程ユサユサと揺れるラバー。自作のチャターベイトに興味がある方は、ゼッタイ試してください(アクションを見たらびっくりしますよ)。
正直なトコロ、誰にも教えたくないくらいにオススメです。
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チャターベイトを自作するのに必要なモノと方法
それでは実際にチャターベイトを自作する手順について解説してきます。
用意するものと具体的な手順に分けて説明するので、必要な部分をチェックしてください。
- 【準備】用意するもの
- 手順
【準備】用意するもの
チャターベイトを自作するのに必要なものは以下の5点。場合によっては不要な場合もありますが、以下のものを用意しておくと困ることはないでしょう。
- ブレード
- ラバージグ(orジグヘッド)
- トレーラーフック
- スプリットリング(orリバーシブル式スナップ)
- スプリットリングオープナー
ブレード
まずは、チャターベイト用のブレードを用意します。釣り具屋さんやネットをチェックすると色々あるので、どれを選んでもOKです。
ただし、ブレードの大きさはアクションに関わるので必ずチェックするようにしましょう(※基本的にブレードが大きければ強いアクション、小さければナチュラルなアクションです)。
ブレードのカラーは、こだわりがなければシルバーを選びましょう!
黄色or黒色のマッキーで塗ればすぐにカラーブレードに変更できるのでオススメです!
ラバージグ(orジグヘッド)
次に準備するのは、ラバージグ(もしくはジグヘッド)。個人的にオススメのラバージグは後述しますが、こちらも皆さんのお好きなラバージグやジグヘッドで構わないです。
トレーラーフック
次に用意するのは、トレーラーフック。自作チャターベイトはシャンクの長さが既製品のチャターベイトより短くなる場合が多く、その場合にフッキング率がやや下がります。
なので、フッキング率を上げるためにトレーラーフックをセットするということです。
しかしトレーラーフックをセットするということはスナッグレス性能を犠牲にするということなので、状況に合わせて着脱するようにしましょう。
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スプリットリング(orスナップ)
ブレードとラバージグ(orジグヘッド)を繋ぐために、スプリットリングもしくはスナップが必要です。
最適なサイズはブレードとラバージグによって変わるので具体的に「◯番のモノを選びましょう」とは言えませんが、以下の2点をクリアすれば何でもOKです。
- ブレードとラバージグを違和感なく繋いでくれるサイズ
- ラインの強度よりも強いモノ
個人的には、リバーシブル式のスナップが使いやすくてオススメです!
スプリットリングオープナー
無理にとは言いませんが、スプリットリングオープナーもぜひ用意して欲しいです。プライヤーと比べて作業のやりやすさが段違いに変わるのでかなりオススメです。
フック交換などにも使えるので、持っておいて損はゼッタイしません。
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方法(手順)
道具の準備が終われば、あとは実際に作っていきましょう。
簡単にいうとチャターベイトを自作する手順は「ブレードとラバージグをリング(orスナップ)で繋ぐだけ」なのですが、少しだけ気をつけた方が良い部分もあるので1つずつ解説いていきます。
- チャターブレードとラバージグをあてがう
- ブレードとラバージグをスプリットリング(orスナップ)でつなぐ
- 完成→アクションをチェック
チャターブレードとラバージグをあてがう
まずはブレードとラバージグをあてがって、スプリットリングが必要なのかを判断します。
必要なスプリットリングの個数はブレードとラバージグのアイの向きによって必要な数が変わるので、チャターベイトを作るたびに確認するようにしましょう。
ブレードとラバージグをスプリットリング(orスナップ)でつなぐ
次は、ブレードとラバージグをつなげていく工程。やり方は単純で、ブレード・リング・ラバージグをそれぞれ繋げるだけです。
スプリットリングが付けにくいと感じる方は、リバーシブル式のスナップを使うとやりやすいと思います!
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完成→アクションをチェック
完成したら、実際にトレーラーワームをセットして泳がせてみましょう。
アクションに問題がなければ以上です。
もしアクションに不満を感じたら、
- ブレードの大きさ
- ラバージグのウエイト
- トレーラーワームの種類・サイズ
を1つずつ見直してみましょう!
【シークレット】自作チャターベイトにおすすめなラバージグ
さいごに、ボクが個人的に気に入っているチャターベイトにおすすめなラバージグを紹介します(※どのラバージグを使っても問題ないので、あくまで参考程度にご覧ください)。
ボクがチャターベイトを自作するときに使うラバージグは、以下の3種類。
- ゼロスリーハンツストロング(O.S.P)
- ゼロワンジグストロング(O.S.P)
- バイオレータージグ(deps)
共通点は、太いファインラバーが使われているというところです!
ゼロスリーハンツストロング(O.S.P)
1つ目は、O.S.Pから発売されているゼロスリーハンツストロング(※ノーマルのゼロスリーハンツと間違えないように気をつけてください)。
ゼロスリーハンツストロングがチャターベイトにオススメなのは、
- 中太ファインラバーが使われている点
- 3.5gや5gといった軽いウエイトがラインナップされている点
- 釣り具屋さん・ネットで安定して手に入れられる点
といったトコロです。
ボクは軽いウエイトのゼロスリーハンツストロングで作ったチャターベイトに大きいブレードと3〜4インチ程度のスティック系ワームを合わせて、「小さいのにアピール力が強いチャターベイト」としてよく使っています!
※ちなみに、ゼロスリーハンツをソークしてラバーをさらに太くすることで、さらに存在感のあるアクションを持ったチャターベイトが出来上がります。
ゼロワンジグストロング(O.S.P)
2つ目は、O.S.Pから発売されているゼロワンジグストロング(※ハンツと同じくノーマルのゼロワンジグと間違えないようにして下さい)。
ゼロワンジグストロングがオススメな理由は、
- 極太ファインラバーが使われている点
- ヘビーウエイト(21g)がラインナップされている点
- 釣り具屋さん・ネットで安定して手に入れられる点
というトコロです。
ゼロワンジグストロングはゼロスリーハンツストロングと比べると、かなり太めのファインラバーが使われています。これをソークしてさらにアピール力をUPさせて存在感抜群のチャターベイトを作りましょう。
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バイオレータージグ(deps)
さいごは、デプス(deps)のバイオレータージグ。少し認知度は低いかもしれませんが、めちゃめちゃ良いラバージグです。
バイオレータージグの良い点は、
- 極太ファインラバーが使われている点
- ヘッド側のラバーが良い具合にカットされている点
- 大きなフックが使われている点
というトコロ。
ボクはバイオレータージグで作ったチャターベイトにブルフラット(ノンソルト)を合わせて、「存在感抜群なのに控えめにアクションするチャターベイト」として使うのがお気に入りです。
あえて難点を挙げるならば、こんかい紹介した他のラバージグより少し手に入りにくい点です。なので、見つけたら即決で買った方が良いかもしれません。
バイオレータージグはデカバスに照準を合わせているので、大きなフックとそれをガードする硬めのブラシガードが使われています。
なので、チャターベイトとして使う場合はタックルを強くするかブラシガードをカットしてガード力を調整するのをオススメします!
さいごに
今回はチャターベイトを自作する理由や方法、自作チャターにオススメなラバージグ等について解説しました。
正直なことを言うと、市販されているチャターベイトだけでも十分に釣りは成立すると思います。
しかし、自作チャターベイトでしか出せないアクションがあるのも事実です。
本記事をキッカケに「チャターベイト作ってみるか」という方が増えてくだされば嬉しいです。
チャターベイトの釣りをする上で、スピナーベイトやスイムジグとの使い分けについて悩む方もいらっしゃるかと思います!
そんな方は、ぜひ以下の記事をチェックしてください!
また、わからないことや要望があれば何でも気軽にお声掛けください!
それでは!