ジョインテッドクローでバスを釣りたいな。
ノーマルのジョイクロと板重りを少し貼ったジョイクロ、それを目立つカラーと水に馴染むカラーの2パターン用意、さらにサイズ違いを用意してシステマチックにジョイクロゲームを展開しよう。
こういう時はいつも大きめのボックスにジョイクロをごっそり入れるんだけど、
- ジョイクロ同士がぶつかってが傷付く
- テールが曲がりそう
- どれがチューニングしたジョイクロか取るたびに確認する必要がある
- 取り出すときにジョイクロが塊になっていてフックをほどくのが面倒
こんな感じで若干ストレスなんよなぁ〜。
ジョイクロをシステマチックに収納できるケースが欲しいな。
そんな方にピッタリなのが、ガンクラフト(GAN CRAFT)から発売されているJKボックスです。
こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。
今回は、ガンクラフトのフレームイン フェイスロゴ JKボックスのインプレをしていきます!
ジョイクロのケースとしてのクオリティは言うまでもないので、「他のビッグベイトを収納したらどんな感じになるのか?」という点についても紹介していきます!
- ガンクラフトJKボックスのインプレ
- スペック(サイズ・代替品etc)
- JKボックスの使い方
- 実際にルアーを入れた様子
【ガンクラフト JKボックス インプレ】ジョイクロのケースにぴったり
ボクがガンクラフトのJKボックスを使った感想は「さすがガンクラフト!ジョイクロの収納においては言うまでもなく完璧。それだけでなく、他社のビッグベイトの収納に関してもなかなかイケる。」というもの。
ビッグベイトを複数用意して使い分け立体的にビッグベイトゲームを展開したい方、ルアーを大事に保管したい方にはかなりオススメなケースです。
JKボックスのスペック(サイズ・ベース機種・内容物etc)
サイズ(横×縦×高さ) | 225mm × 190mm × 60mm |
ベース | VS3020NDDM |
カラー | 2種類(BLACK/WHITE,CLEAR/BLACK) |
内容物 | 仕切り板 4枚 ホールディングパッド 2枚 上部スポンジパッド 1枚 両面テープ 2枚 |
価格(税込) | BLACK/WHITE・・・2,090円 CLEAR/BLACK・・・2,200円 |
サイズ
ガンクラフトJKボックスのサイズは以下の通り。
- 横・・・225mm
- 縦・・・190mm
- 高さ・・・60mm
詳しくは「色々なビッグベイトをガンクラフトJKボックスに収納してみた」の章で紹介しますが、基本的にジャイアントベイト(250mmクラス以上)以外は問題なく収納することができます。
大体のルアーは大丈夫ですね。
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ベース機種(VS3020NDDM)
JKボックスのベースとなっているケースは、明邦化学(メイホー)のVS-3020NDDM。つまり、ガンクラフトJKボックスに最初から入っている仕切り板やホールディングパッドはVS-3020NDDMに流用することができるということです。
留め具などが壊れた場合も代用品があるので安心です。
ちなみにボクは、ケースを閉じた状態でも外からルアーを確認できるVS-3020NDDM(クリア)にホールディングパッドを移植して使っています!
カラー展開
ガンクラフトJKボックスのカラーは、
- BLACK/WHITE
- CLEAR/BLACK
の2色(本記事で登場しているのはBLACK/WHITEです)。どちらも外からルアーが見えない仕様(CLEAR/BLACKの方は透明なフタですが、ロゴで見えにくいです)なので「ケースを開けずにルアーを確認したい!」という方は、別途VS-3020NDDMを購入してパッドを移植することをオススメします。
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内容物
JKボックスの内容物は、以下の4点。
- 仕切り板・・・4枚
- ホールディングパッド・・・2枚
- 上部スポンジパッド・・・1枚
- 両面テープ・・・2枚
VS3020NDDMではなく、あえてガンクラフトのJKボックスを買う方のお目当ての大部分はホールディングパッドだと思うので、ホールディングパッドだけは無くさないように気をつけましょう。
器用な方であればホールディングパッドを自作できると思います(パッドの厚みは15mm)。上の画像を参考にしてください。
【簡単】ガンクラフトJKボックスの使い方
ガンクラフトJKボックスの基本的な使い方は、以下の4工程。使い方はカンタンなので細かく紹介する必要はないかもしれませんが、せっかくなので1つずつ紹介します。
- ボックスに入れるルアーを決める
- ルアーサイズに合わせてホールディングパッドをボックスにあてがう
- 両面テープでホールディングパッドを固定
- フタの内側にスポンジパッドを固定
ボックスに入れるルアーを決める
まずは、ボックスに入れるルアーを決めます。
入れるルアーはなんでもOKなのですが、長さが大きく違うもの(ex:ジョイクロマグナムとジョイクロ128等)を収納する場合はホールディングパッドを貼る位置がどっちつかずになってしまいます。
なので、1つのJKボックスに収納するルアーはなるべく同じサイズ感のものにすることをオススメします。
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ルアーサイズに合わせてホールディングパッドをボックスにあてがう
JKボックスに入れるルアーが決まれば、それに合わせてホールディングパッドの位置を決めていきます。
ホールディングパッドの位置の目安は特にありませんが、ガンクラフトHPの使用例を見ると「フロントフックの前・リアフックの後ろ」にセットされているので、1つの参考にしていただければと思います。
両面テープでホールディングパッドを固定
ホールディングパッドを貼る位置が決まれば、付属している両面テープで固定していきます。
個人的には、両面テープをパッドに貼ってからボックスに固定する方法がやりやすかったです。また、粘着力が足りないと感じた場合は、超強力両面テープや瞬間接着剤等でさらに補強しましょう。
フタの内側にスポンジパッドを固定
最後は、JKボックスのフタにスポンジパッドを固定して完成です。
180mmクラスのビッグベイトを収納する場合はスポンジパッドはなくても大丈夫ですが、150mmクラスのルアーになってくると隙間が多くなるためスポンジパッドは必須です。
ボクはボックスを開けなくても外からルアーが確認できるようにしたいのでVS-3020NDDMのボディ(クリア)にJKボックスのウレタンパッドを移植して使っているのですが、その場合はスポンジパッドを貼るとルアーが見にくくなるのであえてパッドは貼っていません。
このあたりはご自身の判断に任せます!
色々なビッグベイトをガンクラフトJKボックスに収納してみた
JKボックスはガンクラフトの製品なので、ジョインテッドクロー178をはじめとするガンクラフトルアーが収納しやすいのは言うまでもありません。
しかし当然ですが、JKボックスは他社のルアーも収納することも可能。ということで、ガンクラフトJKボックスに他社ルアーを収納してその様子をご紹介しようと思います。
テール等、パーツの干渉具合やサイズ感など参考にしていただければと思います。
今回は、以下のルアーを収納した様子を紹介します。
- ハスフラット・アダプトスイマー・タイニークラッシュ
- マサウオUSD・サイレントキラー145
- ネコソギルLL・フナベイト・ジョイントゾーイ
- ティンバーフラッシュJr
ハスフラット・アダプトスイマー・タイニークラッシュ
まずは、ハスフラット(一誠)・アダプトスイマー(ミブロ)・タイニークラッシュ(DRT)をJKボックスに収納していきます。
ざっくり言うと「180mm前後で2ozクラス」のTHE・ビッグベイトといったところです。
ちなみに、それぞれのルアーのテールを含めた全長は以下の通り。
- ハスフラット・・・約180mm
- アダプトスイマー・・・約220mm
- タイニークラッシュ(トランスファーテール)・・・約165mm
結果はご覧の通り、どのルアーも問題なく収納することができました。
ただ、ハスフラットやタイニークラッシュのように少し横幅があるルアーを収納する場合は、パッドを1つ飛ばしで収納(マックス3つ)するくらいが丁度良さそうでした。
アダプトスイマーのように細身なルアーであれば、問題なく5つ収納できそうです。
マサウオUSD・サイレントキラー145
次は、マサウオUSD(一誠)・サイレントキラー145(デプス)をJKボックスに入れていきます。
先ほど紹介したビッグベイトより1段階小さくなった、いわゆるダウンサイジング版という位置付けです。
ちなみに、それぞれの全長は以下の通り。
- マサウオUSD・・・約150mm
- サイレントキラー145・・・約145mm
こちらも問題なく収納することができました。
しかし若干ですがホールディングパッドに隙間ができるので、フタに貼るスポンジパッドは必須かなと思いました。
また、パッドの型がつく可能性があるのでスイムベイトを収納する場合は一釣行くらいの短時間にすることをオススメします。
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ネコソギルLL・フナベイト・ジョイントゾーイ
続いてJKボックスに収納するのは、ネコソギルLL(ファットラボ)・フナベイト(ゲーリーヤマモトYABAIブランド)・ジョイントゾーイ(THタックル)。全長はさほど長くないですが体高があるので、しっかりと収納できる(フタが閉まる)のか気になるトコロです。
※ルアーの全長は、以下の通り。
- ネコソギルLL・・・約120mm
- フナベイト・・・約125mm
- ジョイントゾーイ・・・約100mm
結果は「ギル系ルアーのように体高が高いルアーも、JKボックスに問題なく収納することが可能。フタもしっかり閉めることができた。」というものでした。
ボクの感覚では体高のあるルアーを収納するのは意外に手がかかる印象があるので、これは結構助かります。
ティンバーフラッシュJr
さいごは、エバーグリーンのティンバーフラッシュJrをJIボックスに収納していきます。テールを含めた全長は約225mmです。
ギリギリセーフ。
ですが、これくらいのサイズのルアーがJKボックスの限界のようですね。
また、このクラスのビッグベイトになってくるとホールディングパッドがかなり圧迫されるので、収納できるルアーの数は最大で3つといったトコロになります。
もしかすると、スルッパで持ち運ぶ方が使い勝手が良いかもしれません。
「JKボックスのホールディングパッドにフックが引っかかるな」と感じたら
JKボックスを使っていると「あれ、、ホールディングパッドにフックが引っかかってルアーを取り出しにくいなあ」といったプチストレスを感じる方もいらっしゃるかと思います(ボクがそうです笑)。
そのような場合は、ルアーを上下さかさまにして収納してみてください。
使い勝手がだいぶ改善されると思います(フックで怪我をしないように気をつけてください)。
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さいごに
今回は、ガンクラフトから発売されているJKボックスのインプレと実際にルアーを入れた様子などを紹介しました。
ビッグベイトの数が増えるほど、収納方法に悩む方も多いと思います。
「JKボックスがあれば全部解決!」とは言いませんが、多くの場合でJKボックスが活躍してくれることでしょう。
気になる方は、ぜひ導入してみてください。