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ラバージグをタクミ漬けしたらソークと匂い付けを一緒にできる説を検証

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ラバージグソークって、ぶっちゃけ純正オイルを使わなくてもベビーオイルとかで出来るよな。

ということはバイトバスリキッドタクミ漬けをしたら、ラバージグをソーク出来てさらに匂いも付けられるんじゃね?

誰かやってないかなあ?

本記事はこのような疑問をお持ちの方をスッキリさせるために書きました。

へたっぴ

こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。

  1. ラバージグのソークによるジグのパフォーマンスUP
  2. タクミ漬けによる匂い付け

これが同時にできるなんて最高ですね!

ボクも気になるので実際に試してみましょう!

ファインラバー素材のラバージグをさらに釣れる状態にするジグソーク。ソークオイルに漬けるだけでラバージグのパフォーマンスがUPするので、ファインラバー素材のラバージグをお持ちの方は必ず行うようにしましょう。

そんなお手軽チューニングであるラバージグのソークは釣具メーカーから出ている純正のソークオイルを使うのも良いですが、けっこう代用が効くことでも知られています。

へたっぴ

ソークオイルの代用品で有名なのは、ベビーオイルですね!

個人的には純正のソークオイルよりも優秀だと考えています。

そこで「ラバージグのソークは、オイルだったらなんでもイケるっぽいな。じゃあバイトバスリキッドでタクミ漬けしたらソークも匂い付けもできるかも?」という仮説が生まれます。

この仮説を、本記事で徹底検証していきます。

へたっぴ

結論を先にいうと「バイトバスリキッドはソークオイルの代用品になるが、コスパはかなり悪い」といった感じです。

「そのコストをかけてまでラバージグに匂いを付けたいのか?」という点の答えを、ご自身の中で出していただければと思います!

本記事の内容
  • 「ラバージグのソークオイルは、バイトバスリキッドで代用できるのか?」を検証

【注意】メーカーはラバージグのタクミ漬けを推奨していません

バイトバスリキッド
バイトバスリキッド

まず初めに、めちゃめちゃ大事なことをお伝えします。

本記事の主役でもあるタクミ漬けに使うバイトバスリキッドですが、「ラバージグには使用できません」との注意書きがあります。要するに、メーカーはラバージグのタクミ漬けを推奨していないということです。

ですので、ラバージグをタクミ漬けするをする場合は自己責任で行うようにしましょう。

へたっぴ

ボクは実際にラバージグのタクミ漬けをして特に問題は感じませんでしたが、自己責任ということを忘れないようにしてくださいね!

1週間タクミ漬けしたラバージグを用意

ラバージグのタクミ漬け

今回の検証でビミョーに悩ましいのが、「ラバージグをどれくらいの時間タクミ漬けするのか?」ということ。なぜなら、以下のようにラバージグのソークとタクミ漬けでは理想の熟成時間が異なるからです。

  • ラバージグのベストなソーク時間は1日
  • バイトバスリキッドでのタクミ漬けは、最低1週間(長くて数年)

ラバージグをソークする時間は1日がベストな理由

【これが修行】誰でも簡単に“タクミ漬け”ができるようになる動画

へたっぴ

あまりに長くソークしすぎるとラバーが劣化してしまうので、今回はソークにしてはやや長期間ですがタクミ漬けに最低限必要な「1週間」で行うようにしました!

また、仕上げはバイトパウダーを使わずに自然乾燥させています!

タクミ漬けしたラバージグの見た目・匂い・アクションを比較

それでは、1週間タクミ漬けしたラバージグを見た目と匂い、アクションの3点から観察していきましょう。

今回は、以下の3タイプのラバージグを用意しました(※使用したラバージグはゼロワンジグ(O.S.P)のブラック/ブラウン9gです)。

用意したジグ
  • 1週間タクミ漬けしたラバージグ
  • 買ったまま(ソークしていない)のラバージグ
  • ベビーオイルで1日ソークしたラバージグ(自分的にベストセッティング)

ラバージグのソークはベビーオイルで代用できるのか純正と比較してみた

見た目

まずは、見た目の変化から比較していきます。ラバージグをソークすると、

  • ラバーの発色が良くなる
  • ラバーが長く・太くなる

という効果があるので、その3点を観察していきます。

ラバーの発色

ソークされたラバージグはラバーの粉っぽさが消え、発色がキレイになります(写真は左から順に1週間タクミ漬けしたラバージグ・買ったままのラバージグ・1日ソークしたラバージグです)。

タクミ漬けしたラバージグの比較画像

真ん中の買ったまま(ソークしていない)のラバージグと比べると、一目瞭然でソークしたラバージグの方がラバーの発色がキレイですね。

しかし、タクミ漬けしたラバージグ(1番左)とベビーオイルでソークしたラバージグ(1番右)では、差はありません。

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ラバーの長さ・太さ

ソークされたラバージグの特徴として、ラバーが長く・そして太くなることが挙げられます。こちらも写真でチェックしていきましょう(左から順に1週間タクミ漬けしたラバージグ・買ったままのラバージグ・1日ソークしたラバージグです)。

タクミ漬けしたラバージグの比較画像
タクミ漬けしたラバージグの比較画像

ラバーの長さと太さも、真ん中の買ったまま(ソークしていない)のラバージグと比べて、両端のラバージグがいい感じになっています。

しかしソークしたラバージグで比較すると、これもまた差は感じられませんでした。

ラバージグは、バイトバスリキッドでソークしても仕上がりが悪くなるということはなさそうです。

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匂い

タクミ漬け中のラバージグ

言うまでもなく匂います。タクミ漬けをしたことがある方なら分かるあの匂いがプンプンします。

もちろん普通にソークしたラバージグや買ったままのラバージグは匂いがしないので、この点はタクミ漬けラバージグの大きなアドバンテージだといえます。

へたっぴ

ちなみに3日間に分けて200キャストくらい実釣(カバー撃ち・ボトムズル引き)で使用したのですが、若干マイルドになったものの相変わらず匂います!

アクション

次は、アクションに違いがあるのかを確認していきます。今回は水温5℃の水槽を用意して、ラバージグのアクションからポーズでのフレアを見ていきます。

ファインラバー素材のラバージグはソークすることが大前提なので、アクション比較では買ったままのラバージグ(ソークしていない状態)を除外します(動画の左側が1週間タクミ漬けしたラバージグ・右側が1日ソークしたラバージグです)。

どちらのラバージグも、とくに差はないように見えます(いい動きをしてくれています)。

つまりバイトバスリキッドでソークしたラバージグは、ふつうにソークしたラバージグに匂いがプラスされた「さらに上をいくラバージグ」だということが分かりました。

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唯一の難点はコスパの悪さ

これまでの検証から、バイトバスリキッドでソークされたラバーシグはソークと匂い付けのW効果が得られることが分かりました。

クオリティも申し分ないので、ラバージグのソークはバイトバスリキッドで行うのがベストなのかもしれません。

唯一の難点と挙げるとするなら、圧倒的にコスパが悪いこと。バイトバスリキッドはベビーオイルと比べて何倍もコストがかかります(ベビーオイルは125mlで約700円、バイトバスリキッドは50mlで約900円)。

このあたりは「匂いをプラスしたいかどうか?」で皆さんが決めるようにしてくださいね。

へたっぴ

ボク個人的な使い分けとしては、

  • 基本はベビーオイルでソーク
  • ショートバイトが多発したとき用に、タクミ漬けしたラバージグを数個用意

というふうに、両方を用意しています!

まとめ

「バイトバスリキッドによるラバージグのタクミ漬けはソークの代わりになるのか?」という疑問の答えは本記事で解消されましたでしょうか?

本記事を読まれて「なるほどね。」となっていただけたのであれば、嬉しい限りです。

へたっぴ

へたっぴブログでは、本記事のような検証記事だけでなくノウハウ記事も書いています。

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それでは!

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