本格的にラバージグの釣りをしていきたいな。
いま持ってるロッドでもイケるっちゃイケるんだけど、やっぱりちゃんとこだわったロッドが欲しい。でも、どうやって選べばいいんだろう…。
自分に合うジグロッドの選び方が知りたい!
本記事は、このような状況の方に向けて書きました。
こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。
ラバージグの釣りをすればする程、「もっと使いやすく!」を追求したくなりますよね!
もちろんバーサタイルロッドでもできなくはないですが、やり込むうちに「もう少し強いロッドだったらこのカバーを撃てたのに…」「もっとキビキビとしたアクションをさせたいんだけどなあ…」「もっとロッドが軽かったら1日中キャストできるのに…」といったストレスが出てきてしまいます。
こうなったら新しいロッドの買い時かもしれません。
「じゃあ次はどんなロッドにするか?」
そのヒントを本記事で紹介します。
- ジグロッドの選び方について
- ロッド探しをする時に注意すること
- いま持っているロッドで何とかする方法
ジグロッドの選び方は「ストレスなく扱えるか」これだけ
ジグロッドの選び方を一言でいうと「あらゆる局面でストレスなく扱うことができるか」という点のみです。
具体的に言うと、
- キャスト
- アクション
- フッキング
- キャッチ
の4つの局面で自分自身がストレスを感じなければどんなロッドでもOKです。
逆にいうと上記の①〜④のどこにストレスを感じているのかを把握してければ、次に買うロッド像が見えてきません。
まずは、いま使っているロッドのどこが不満なのかを整理してみてください!
ジグロッドを選ぶ上で知っておくべきこと
「いま使っているロッドのどこが不満なのか」
これを整理できれば、あとはそれを解消してくれるロッドを探すだけです。
この時、注意することが以下の2点あります。
- ネット記事や雑誌・YouTube等のオススメ情報からロッドを探す
- ロッドは実際に使ってみないと分からない点が多い
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ネット記事や雑誌・YouTube等のオススメ情報からロッドを探す
ジグロッドの候補を探すとき、雑誌やネット記事・YouTube等の「ジグロッドのオススメまとめ◯選」といった紹介をしているものを見ることがあるかと思います。
しかし、このタイプの情報源は要注意。なぜなら、このようなオススメ記事等は基本的にオトナの事情で選ばれたロッドが紹介されているからです。
つまり、「本当に良いロッドを紹介する」という観点ではなく、
- (人気がある)有名プロのモデル
- みんな知ってるメーカー(知名度)
- ネットで購入できる(アフィリエイトができるから)
といった基準でその情報は作られている傾向が強いということです。
つまり、これらの情報源からロッド探しをすると、知らないうちに候補のロッドが少なくなっている可能性があるということです。
面倒かもしれませんが、メーカーHPやオトナの都合がない記事を多く見て「おっ?これいいかも。」と思えるロッドを探すようにしてください。
もちろんオトナの都合で書かれた記事も、なるべく多くの人にとって合うと思われるロッドを紹介していることが多いので絶対的に悪だということではありません!
しかし、みんなが使って良いロッドが自分に合う保証はありません。
ベストなロッド選択は自分の中にしかありません。
まとめ情報は「あ、そんなロッドがあるんや。へぇ。」は参考程度にして、自分の基準でロッドを吟味し、ベストな選択をするようにしてくださいね!
ロッドは実際に使ってみないと分からない点が多い
話の腰を折ってしまいますが、ロッドは実際に使ってみないと分からない点が多いです。
つまり、アレコレ調べて「これが自分にとってベストなロッド!」と買っても、いざ使ってみるとイマイチということが起こりうるということです。
こればかりはどうしようもありません。
購入前にできることは、SNSやブログ・YouTube等で実際に使っている人を見つけて具体的な質問をすることです!
これをすることで失敗する確率がグッと下がるので、ぜひ実践してみてくださいね!
※購入後に実際使って「あ、失敗したかも」と感じた場合はどうしようもないので、切り替えて次のロッドを探すかラバージグを工夫してそのロッドに合わせましょう!
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いま持ってるロッドで何とかする方法
「新しいジグロッドを買ったけど、いざ使ってみるとイマイチだった…」という方や「いま持っているロッドで何とかラバージグの釣りがしたい!(買わずに済ませたい!)」という方は、ラバージグ(タックル)を工夫することで何とかできる可能性があります。
そこで本記事では実例を4つ挙げながら、ラバージグ(タックル)の工夫例や見直しポイントについて紹介していきます。
- フッキングが決まらない
- キビキビとしたアクションが出せない
- ロッドバランスが合わずピッチングがやりにくい
- カバーが濃すぎてバスを引っ張ることができない
フッキングが決まらない
ロッドが柔らかくてフッキングがうまく決まらない場合は、ラバージグのガードを弱くしましょう。
方法は単純で、ブラシガードを数本カットするだけ。簡単にできるチューニングなので、ぜひ試してみてください。
また、細軸のフックが使われているラバージグを選ぶのもアリです。
キビキビとしたアクションが出せない
ロッドアクションをさせた時にラバージグがもさっと動く(キビキビ動かない)場合は、アクションレスポンスが良い90°アイのラバージグを試してみてください(すでに90°アイのジグを使っている場合はスルーしてください)。
ちょっとの違いかもしれませんが、もしかするとアクションの重たさが解決するかもしれません。
また、使っているラインを太くすることもオススメです。
ライン(ナイロン・フロロ)は太くすると伸びが少なくなります。つまり使っているラインを太くすることで、ロッドアクションのパワーロスを少なくすることが出来るようになるということです。
ラインの太さを変えるとけっこう使用感が変わるので、色々な太さを試してみてくださいね!
ロッドバランスが合わずピッチングがやりにくい
ラバージグの釣りをする上で、正確なピッチングが出来るかは釣果に響きます。
そんな大事なキャスト方法のピッチングがやりにくいのは、タックルを見直す必要があるということです。
考えられるのは、以下の3つ。
- ラバージグ(とトレーラーワーム)のウエイトが軽い
- リールの重さ(ラインを含む)が重すぎる(or軽すぎる)
- そもそものロッドバランスが合っていない
ラバージグのロッドバランスで好ましいのは、ロッドを立てたときにしっくりくるものです。このロッドバランスだとピッチングするときに振り子の力がより働きやすくなるので、キャストがやりやすくなります。
このロッドバランスにするために、グリップに重りを付けたりリールを重く(or軽く)して微調整します。
ほんの数グラムで使用感がガラッと変わることもあるので、「このロッドバランスなんか微妙」と感じたらぜひ試してみてください。
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カバーが濃すぎてバスを引っ張ることができない
最後に紹介するケースはカバーが濃すぎて、フッキングしたバスを取り込むことができないパターン。
これはどうしようもありません。そんな所を撃ったアナタが悪いです。
というより、バスが可哀想なのでそもそもカバーを撃つのを諦めてください。
説教っぽくなり申し訳ないですが、かなり大事なことなので心の片隅に置いておいてください。
さいごに
今回はジグロッドの選び方と探すときの注意点、そして今あるロッドで何とかする方法について紹介しました。
色々なことを書きましたが、本記事で伝えたいのは「ベストなロッドの答えは自分の中にある」ということです。
情報収集することは大切ですが、それに振り回されないように気をつけてくださいね。