ラバージグのソークに使うソークオイルって、どれを選べばいいの?
自分の好きなソークオイルでOK?
おすすめのソークオイルがあるなら、理由も合わせて教えてほしい!
本記事はこのような疑問をお持ちの方に向けて書きました。
こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。
ボクも気になったので、実際にバイトバスリキッド・純正ソークオイル・ベビーオイルで試して比較してみました。
結論を先にいうと、
- コスパ度外視ならバイトバスリキッド
- コスパ最強なのはベビーオイル
と言った感じでした!
本記事では、上記の結論にいたった理由を写真とユーチューブ動画で詳しく解説していきます。
- ラバージグのソークに関する基礎知識
- 別々のソークオイルを使ってソークしたラバージグの見た目・アクション比較
【基礎編】ラバージグのソークとは?
まずは「ラバージグのソークってなんなの?」という方に向けて、ラバージグのソークについて説明します。
ラバージグのソークとは、ラバージグのパフォーマンスをUPさせるチューニングのことです(チューニングといっても、単にソークオイルにラバージグを漬けるだけのお手軽なものです)。
効果としては、
- ラバーの発色が良くなる(鮮やかになる)
- ラバーが長く・太くなる
- アクションがより艶かしくなる
といったことが挙げられます。
欠点はラバージグをソークするとラバーが劣化してしまうということですが、正直あまり気にする必要はありません。
また、ラバージグのソークはファインラバー素材のものに限られます(シリコンラバー素材のラバージグはソークする必要はありません)。
主に使われるソークオイルは3種類
ラバージグのソークオイルに使われているのは、主に以下の3種類です。
- バイトバスリキッド(タクミ漬け)
- 純正ソークオイル(エコギアパワーオイル)
- ベビーオイル
バイトバスリキッド(タクミ漬け)
まず1つ目は、バイトバスリキッド(タクミ漬けのときに使うアレです)。バイトバスリキッドの場合は、通常のソーク効果にプラスして匂いを付けることもできるのが特徴です(価格は50mlで約900円)。
純正ソークオイル(エコギア)
2つ目は純正ソークオイル(パワーオイル/エコギア)。ラバージグ用のソークオイルとして売られている唯一の商品です(価格は50mlで約600円)。
ラバージグ専用のソークオイルなので最もソークのパフォーマンスが良さそうですが、実は…(後述します)。
ちなみに、パワーオイルの注意書きには「ソーク時間は15分ほど」と書いてありますが、正直15分だとまったく物足りません。
ボクが実際にソーク時間を変えたラバーシグを用意して比較した結果、1日(24h)がベストなソーク時間でした。
ベビーオイル
最後にご紹介するソークオイルは「ベビーオイル(ジョンソン&ジョンソン)」。もしかすると、パワーオイルよりも有名かもしれません(価格は300mlで約900円)。
何故これほど「ソークオイル=ベビーオイル」と浸透したのかというと、ベビーオイルは純正ソークオイルと比べて安い上にソークの仕上がりも上質だから。ぶっちゃけ、ベビーオイルを使わない手はないと言っても過言ではありません。
つまり、本記事はバイトバスリキッドとベビーオイルの一騎討ちです。笑
それぞれのソークオイルに漬けたラバージグを比較
それでは実際に、それぞれのソークオイルに漬けたラバージグを見た目・アクションの2点から比較していきましょう。
使用したラバージグは、ゼロワンジグ(O.S.P)のブラック/ブラウン9g。ソーク時間は1日(※)です。
(※)バイトバスリキッドは匂い付けも兼ねているので1週間ソークしたものを使用します(ソーク時間は1日以上であればパフォーマンスに影響はありません。)。
ラバージグをソークする時間は1日がベストな理由
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見た目
まずは見た目(ラバーの発色・長さ・太さ)を比較していきます(写真は左からバイトバスリキッド・純正オイル・ベビーオイルです)。
ラバーの発色
どれも一緒!強いていうなら、真ん中の純正オイルでソークしたラバージグの発色が少し弱いかな(許容範囲ですが)。
あと、バイトバスリキッドでソークしたラバージグくっっっさ!!
写真の通り、ソークオイルが変わってもラバーの発色はどれも同じだということが分かりました。
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ラバーの長さ・太さ
これまた一緒。
あと、バイトバスリキッドでソークしたラバージグくさすぎ。
ということで、見た目に関してはラバーの発色・長さ・太さともに違いは見られませんでした。
ちなみに、バイトバスリキッドでソークしたラバージグは少しベタつきます。
ボクはあまり気になりませんが、気になる人は気になるかも?
アクション
それぞれのソークオイルでソークしたラバージグに見た目の違いはありませんでしたが、アクションはどうでしょう?
こちらも実際に見ていきましょう(ラバージグは左から順にバイトバスリキッド・純正オイル・ベビーオイルです)。
特に違いがあるようには見えませんね〜。
ラバージグの順番を変えたら、どれがどのソークオイルでソークしたラバージグか分からなくなるくらいそっくりです。
【結論】比較した結果、答えは2つ
これまでの比較から、以下の2点が分かりました。
- 見た目・アクションにどれも違いはない。つまり焦点はコスパ。
- 匂いをプラスできるのはバイトバスリキッドだけ。しかしコスパ悪し。
つまり「ソークオイルってどれがおすすめなの?」の答えは、最終的にコストパフォーマンスと匂いの有無で決着することになりました。
それらを加味すると、答えは以下の2つ。
- コスパを重視するならベビーオイル(匂いは諦める)
- 匂いも求めるならコストはかかるがバイトバスリキッド
コスパを重視するならベビーオイル(匂いは諦める)
「ラバージグの魅力は何と言っても艶かしい動きでしょ!匂いなんてあくまでおまけ程度。」という方にとっておすすめソークオイルは、ベビーオイルです。
ソークの仕上がり・コスパ共に優秀なので、文句の付けドコロがありません。
余った分は人にも使えますしね!
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匂いも求めるならコストはかかるがバイトバスリキッド
「ソークしたラバージグは冬に使うことが多いから、ショートバイトを少しでも長くするために匂いもプラスしたい!」という方は、バイトバスリキッド1択です。
ベビーオイルと比べてコストがかかりますが、そこまでこだわって釣りをする人は正直多くないので、タクミ漬けしたラバージグは大きなアドバンテージになると思います。
ボクは持っているラバージグの9割をベビーオイルでソークして、残りの1割をショートバイト対策としてタクミ漬けにしています!
さいごに
本記事を読まれて「ラバージグのソークオイルって結局どれを使えばいいの?」という疑問は解消されましたでしょうか?
見た目やアクションは差がないので「匂いをプラスするかコスパを重視するか」という点でベビーオイルかバイトバスリキッドを選んでいただければと思います。
※ソークした後は、しっかり乾燥させてから保管してくださいね。
(ラバージグの保管方法を紹介!ファインラバーは溶けやすいので注意)
途中からまったく登場しなくなったパワーオイルは、コスパが良くない上に匂いもプラスできないので、どうしても他と比べると劣ってしまいますね(性能は問題ないのですが…)。
とにかく、ベビーオイルかバイトバスリキッドのどちらかを選ぶことをオススメします!
分からないことやご要望があれば、何でも気軽に聞いてくださいね!
それでは!