モップジグってなに?どんな特徴があるの?使い方は?
普通のラバージグとどう使い分けたらいい?
おすすめのモップジグが知りたいな!
あと、モップジグを自作してみたい!
本記事は、このような方に向けて書きました。
【モップジグ3選】特徴や出しドコロ、おすすめな使い方を紹介!
こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です!
本記事ではモップジグのあれこれについて、以下の5つのテーマに分けて紹介していきます。ぜひ参考にしてもらえれば嬉しいです。
- 日本で安定的に手に入るモップジグ3選
- そもそもモップジグってなに?どんな特徴があるの?
- 普通のラバージグとモップジグの使い分け
- モップジグを自作するのは難しい理由について
- おすすめなモップジグの使い方について
日本で安定的に手に入るモップジグは3種類だけ
ボクが知る限り、日本の釣り具屋で安定的に手に入れられるモップジグは以下の3種類だけです(Amazonや楽天市場でも買うことができます)。
- バイオレータージグ(deps)
- ゼロワンジグストロング(O.S.P)
- ゼロスリーハンツストロング(O.S.P)
売られているラバージグは大量にあるのに、その中でモップジグはたった3種類だけ。びっくりする程少ないですね。
たった3つだけなので、モップジグの特徴や使い分けといった説明をする前に、先にすべてのモップジグを紹介することにします。
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バイオレータージグ(deps)
日本で安定的に手に入れられるモップジグの1つ目は、deps(デプス)から発売されているバイオレータージグ。
バイオレータージグの特徴は、
- 超太軸のワイドフック(モップジグの中で1番立派なフック)
- アーキーヘッドタイプで約40°のラインアイ
- ヘッドにウエイトが集中しているバランス
- 3/8oz〜1ozまでラインナップされているフルサイズジグ
といったトコロ。要するに、バイオレータージグは「ヘビーカバーからデカバスを獲るために特化したラバージグ」ということです。
ヘビーカバーでモップジグを使いたい場合は、バイオレータージグが1番おすすめです。
ゼロワンジグストロング(O.S.P)
2つ目に紹介するモップジグは、O.S.Pのゼロワンジグストロング。
ゼロワンジグストロングの特徴は、
- 4/0サイズのフック(バイオレータージグのフックよりはコンパクト)
- アーキーヘッドタイプで約60°のラインアイ
- フックまでウエイトが配置されているウエイト分散型
といった所。ゴリゴリのヘビーカバーはあまり得意ではありませんが、一般的なカバー撃ちからオープンな所まで幅広く活躍してくれるラバージグです。
ボクのイメージとしては、ガンガンに尖った個性を持ったバイオレータージグを少しオールラウンダー型にした感じです。
ゼロスリーハンツストロング(O.S.P)
最後に紹介するモップジグは、ゼロワンジグストロングと同じO.S.Pから発売されているゼロスリーハンツストロング。
ゼロスリーハンツストロングの特徴には、
- セミフットボールタイプのヘッド(フットボールとラウンドヘッドの中間)
- 90°アイ
- 3.5gといった軽いウエイトからラインナップされている
といった点が挙げられます。
これらの特徴をまとめると、ゼロスリーハンツストロングは、
- ライトカバーからオープンウォーター
- 吊るしの釣り(チョウチン釣り)
という状況で特に活躍してくれるということです。
モップジグの中ではサイズ感もコンパクトなので、1番アベレージヒッターなのかなと思います。
モップジグとは?特徴と出しドコロを解説
日本で安定的に手に入れられるモップジグをすべて紹介したので、「そもそもモップジグとは?」という部分を紹介します。
モップジグとは、極太のファインラバーを巻いたラバージグのこと。一般的なファインラバーと比較すると、約2〜3倍の太さがあるのが特徴です。
モップジグは極太のファインラバーを巻くことにより、主に
- 圧倒的な存在感
- ゆっくりとしたフォール(ラバーの抵抗が大きいため)
といった特徴を備えています。
このような特徴を踏まえるとモップジグは、
- 濁った状況
- ごちゃごちゃっとしたカバー
- バスが散ってどこにいるか分からない
といった状況で“ラバージグの存在を強くアピールしたい(=バスを呼び込みたい)場面”が基本的な出しドコロということです。
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普通のラバージグとモップジグとの比較と使い分け
モップジグを使う上で「そういえばモップジグと普通のラバージグって、どうやって使い分ければいいの?」という部分が気になるかと思います。
これについてのボクの結論は、“アピール力で使い分ける”というのが1番オススメだと考えています。
前章でも書いたとおりモップジグの1番の特徴は、圧倒的な存在感。モップジグの極太ラバーの存在感が生み出す水押しやシルエットは他のラバージグでは表現できない独自のアクションと言えます。
なので、具体的には、
- 強烈なアピール力を求めたい場合はモップジグ
- それ以外は普通のラバージグ
という使い分けがオススメだということです。
※ちなみに、普通のラバージグにはシリコンラバーモデルとファインラバーモデルがあります。これらの使い分けについては以下の記事を参考にしてもらえればと思います。
「モップジグを自作したい!」←たぶん厳しい
「モップジグって、要は極太のファインラバーを巻いてるだけのラバージグっしょ?じゃあ自作できるんじゃない?」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
おっしゃる通りです。
モップジグを自作することは、普通のラバージグを自作する方法となにも変わりません。数分あれば自作することができるでしょう。
しかし、それは「もしも極太のファインラバーが手に入れば」の話。ボクも探しているのですが、極太のファインラバー、売ってないんですよね…。
なので、結論としてはモップジグを自作するのは厳しいです。
素材さえ手に入れば簡単に自作できるんですけどねぇ…。うーん。
個人的におすすめなモップジグの使い方
モップジグはアピール力を求めたい場面で使うのがセオリーですが、ボクが個人的にオススメしている使い方を紹介しようと思います。
また、どのように使う場合でも「必ずこれはやっておいて」という下準備も併せて紹介します。
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【下準備】必ずソーク
どのような使い方をするにせよ、必ずやって欲しいことは「モップジグをソークする」ということ。
具体的な方法や効果は以下の記事で紹介しているので割愛しますが、ソークすることでモップジグのクオリティが格段に上がるので、必ずソークするようにしてください。
チャターベイトにチューニング
ボクが個人的にオススメしているモップジグの使い方は、「モップジグをチャターベイトに改造する」というもの。
これ、ほんとオススメです。
極太のラバーをゆさゆさと揺らしながら泳ぐ様子は、他の市販されているチャターベイトでは出せないアクションなので、ぜひ試してみてくださいね。
具体的な方法は以下の記事にまとめているので、ぜひチェックしてください。
さいごに
今回は日本で安定的に手に入れられるモップジグの紹介と、「そもそもモップジグとは?」というモップジグの特徴や出しドコロの解説、普通のラバージグとの比較・使い分けについて、そして個人的にオススメな使い方について紹介しました。
モップジグは、バス釣り商品の中でかなりマイナーな方だと思います(商品数が少ないことからも間違いないです)。
ですが、マイナーだからこそバスにとっては新鮮だと言えます。
モップジグがメジャーになる前に、ぜひ一度試してみてくださいね!
本記事で分からないことや、「次は◯◯についての記事書いて!」といった要望があればなんでも気軽にお声掛けください!
また、トレーラーワームの選び方やアクション・ヘッド形状の使い分けなど、ラバージグに関するあれこれは以下にまとめていますのでぜひチェックしてください!
それでは!