こんにちは、へたっぴ(@hetappi_blog)です。
本日は、店内商品だいたい390円(税込:429円)で有名なサンキューマートのマルチケースがビッグベイトのケースとしてかなり使えるので紹介します!
サンキューマートは意味不明な角度からの商品紹介に戸惑っていることでしょう。笑
- サンキューマートのクリアマルチケースの良いトコロ
- ルアーを収納した様子(サイズ感)の紹介
- クリアマルチケースが苦手なルアー
サンキューマートのマルチケースがビッグベイトのケースとしてオススメな件
「店内商品だいたい390円(税込:429円)」でおなじみのサンキューマートには「クリアマルチケース」という商品があります。
デザインは定番のものから期間限定のものまで豊富に揃っているのですが、どれもサイズは同じなので好きなものでOK。このクリアマルチケースがビッグベイトケースとしてかなりオススメなんです(※クリアマルチケースは大・小の2サイズあるのですが、大きい方です)。
理由は、以下の4つです。
- ビッグベイトを個別収納できる
- 収納したルアーをぶら下げて持ち運ぶことができる
- ケースごと洗える・乾燥させられる
- 価格がお手頃
ビッグベイトを個別収納できる
サンキューマートのマルチケースは、約200mmまでのビッグベイトを収納することが可能。色々なルアーを収納した様子は「マルチケースにルアーを収納した様子(サイズ感)」の章で詳しく紹介するので割愛しますが、ジョインテッドクロー178がピッタリ収まるサイズだと思っていただければイメージしやすいかと思います。
ビッグベイトをマルチケースに個包装することで、ビッグベイトを収納する上で起こりがちな
- ルアー同士が絡まる・傷つけ合う
- ソフトテールに変な癖が付く・溶ける
- ルアー同士が当たりフックが鈍る
といったストレスを解消することができます。
ビッグベイトはボディ重量がありフックが大きいので、上記のようなトラブルが特に起こりやすいです。なので、基本的にボックスにビッグベイトをガサっと入れるのはあまりオススメしません。
ケースは何でも良いので、ビッグベイトはなるべく個包装して収納するようにしましょう!
収納したルアーをぶら下げて持ち運ぶことができる
サンキューマートのマルチケースにはカラビナが付いているので、バッグやパンツのベルトループ等にぶら下げて持ち運びすることができます。
持ち物が制限される陸っぱりアングラーには特に重宝してくれますね。
スポンサーリンク
ケースごと洗える・乾燥させられる
マルチケースは水に強いビニール系の素材&通気性が良いので、そのまま洗ってぶら下げておくだけでルアーのメンテナンスをすることができます。
藻が多かったり水が汚いトコロ・海などで使った場合はルアーを洗う必要があるのですが、そのメンテナンスがかなりしやすいということです。
ルアーのメンテナンスは釣りに行って疲れて帰ったあとにする作業なので、それが簡単にできるのは単純にありがたいですね。
価格がお手頃
マルチケースはサンキューマートから発売されているので、お値段はもちろん390円(税込429円)。
釣り具屋さんで購入できる有名なラッピング式のルアーケースには、
- スルッパ
- Abuルアーラップ
- ビッグベイトラッピング
があるのですが、これらとコスパ比較をすると1枚あたり
- マルチケース・・・429円
- スルッパ(Mサイズ)・・・198円
- Abuルアーラップ(Lサイズ)・・・990円
- ビッグベイトラッピング(ゲームタイプSサイズ)・・・1,980円
となります(それぞれギミックやクオリティは違うので単純比較するのはアレですが…)。
さすがにコスパ抜群のスルッパには敵いませんが、マルチケースのコスパもなかなかのレベルです。
マルチケースにルアーを収納した様子(サイズ感)
サンキューマートから発売されているマルチケースのサイズは、以下の通り。
- 横・・・205mm
- 縦・・・90mm
- 厚み・・・15mm
数字だけ紹介されてもイメージが湧かないと思うので、実際にルアーを収納した様子からサイズ感をお伝えしようと思います。。
今回は、以下の6タイプのルアーを収納してみました。
- ジョインテッドクロー178
- アダプトスイマー160
- タイニークラッシュ
- レゼルブビッグ
- ジョインテッドクロー148
- 小型ルアー複数入れ
ジョインテッドクロー178
まずは、ガンクラフトのジョインテッドクロー178。ビッグベイトの代名詞とも言えるくらいに認知度の高い“元祖S字系ルアー”です。
ちなみに、テールを含めたジョインテッドクロー178の全長は約180mmです。
完璧。
マルチケースはジョインテッドクロー178にぴったりです。
ジョインテッドクロー178を1つだけ持っていくならマルチケースは最高ですね。
※ちなみに、ジョイクロをタイプ違いでいくつか用意して本気のジョイクロゲームを展開したい方は、ガンクラフトから発売されているJKボックスがオススメです。
アダプトスイマー160
次は、mibro(ミブロ)のアダプトスイマー160。認知度はあまり高くないですが、ギミックが多く変幻自在な楽しいビッグベイトです。
アダプトスイマーのボディサイズは名前にある通り160mmなのですが、テールを含めた全長は約220mmです。
アダプトスイマー160をマルチケースに収納すると、テール部分は真っ直ぐ入らないのでテールを曲げた状態で収納することになります。
1日程度の釣行であればほとんど問題はないかと思いますが、この状態で長期保管するのは絶対にやめた方が良いでしょう(テールを外して本体のみを収納するようにしましょう)。
アダプトスイマー160のボディの厚みに関しては全く問題ありませんでした。
タイニークラッシュ
続いては、DRTから発売されているタイニークラッシュ。言わずと知れた超人気ルアーです。
タイニークラッシュはテールが2種類(トランスファーテール・Vテール)あるので、どちらも試してみることにします。
ちなみに、トランスファーテールをセットした全長は約165mm、Vテールをセットした全長は約210mmです。
結果は、どちらもNG。前者はテールが横に広く、後者はテールが長いのでマルチケースに収納することはできませんでした。
テールを外した状態であれば、問題なくタイニークラッシュをマルチケースに収納することができます。ボディーのみを収納して、テールは別途収納する方法が現実的かなと思います。
(マルチケース(小)もオススメ)
スポンサーリンク
レゼルブビッグ
次に試すのは、ディスタイルのレゼルブビッグ。
全長は約170mmなので問題なさそうですが、ハネモノルアーは横幅があるので少し気がかりです。
結果としては、問題なく収納することができました。
ボクの経験ですが、個包装でのハネモノルアーの収納は苦戦するイメージだったのでこれは嬉しすぎます。
他のラッピング式のルアーケースでいうと、
- スルッパはサイズを2段階くらい大きくしなければ収納できない
(スルッパ3ヶ月使用インプレ!耐久性やエラストマー素材への影響が見えてきた) - Abuルアーラップは収納できるが、若干高い
- ビッグベイトラッピングのワイドサイズなら余裕で収納できるが、超絶高い
という感じで、若干悩みの種でした。
それがマルチケースのおかげで解消されました!
ジョインテッドクロー148
次に試すのは、ジョインテッドクロー148。オリジナルのジョイクロ(ジョインテッドクロー178)のダウンサイジング版です。
テールを含めた全長は約150mm。オリジナルのジョイクロが難なく収納できたので全く問題はないとは思いますが、果たしてどうでしょう。
結果はご覧のとおり、サンキューマートのマルチケースにジョインテッドクロー148は余裕で収納することができました。
150mmクラスのビッグベイトは基本的にどれも収納できそうですね。
小型ルアー複数入れ
一般的なサイズのクランクベイトやバイブレーションといったルアーであれば、複数まとめてマルチケースに収納することができます。
軽装備でランガンしたい方や、素早くルアーローテーションするために使うルアーだけをパンツやバッグからぶら下げておきたい方にとっては結構オススメな使い方です。
スポンサーリンク
たしかに、サンキューマートのマルチケースにも出来ないこともあります
ここまでサンキューマートのマルチケースを褒めてきましたが、もちろんマルチケースがどのような状況でもベストという訳ではありません。
要するに、マルチケースでは役不足なこともあるということです。
それが、以下の2点です。
- (全長が)200mmを超えるルアーの収納
- タックルにセットした状態のルアーを包んで保護すること
(全長が)200mmを超えるルアーの収納
マルチケースの横幅は205mm。当然ですが、それより大きいサイズのルアーは収納することができません。
ここで注意することは、ルアーの名前に付いていることが多いサイズを表す数字(例:アダプトスイマー160)をルアーの全長と勘違いしないこと。
テールの長さを含めた全長で判断する必要があるので、そこだけは気を付けるようにしましょう。
※全長が200mmを超えるルアー収納でオススメなのは、スルッパのLサイズかビッグベイトラッピングです。
タックルにセットした状態のルアーを包んで保護すること
サンキューマートのマルチケースは、Abuルアーラップやビッグベイトラッピングのようにタックルにセットした状態のルアーを包んで保護することはできません。
「タックルを持ち運ぶときにルアーが絡んだり、ロッドとルアーがぶつかって傷が付くのが嫌だ」「釣り人とすれ違うときに使っているルアーをジロジロ見られたくない」という方は、Abuルアーラップかビッグベイトラッピングを使いましょう。
総合的に見て、マルチケースは導入する価値あり
確かにマルチケースではどうしようもない場合もありますが、その場合だけ他のルアーケースを使えば解決する話。
つまり逆に言うと、基本的にマルチケースがあれば大体の場面で大丈夫だということです。
さらにラップ式のルアーケースの中でもお手頃な価格なので、試してみる価値は十二分にあると思います。
ビッグベイトの収納方法に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
スポンサーリンク
マルチケース(小)もオススメ
補足情報ですが、こんかい紹介したマルチケースには小サイズもあります(横:80mm/縦:100mm/厚み:15mm)。
ワイルドハンチのような55mmクラスのルアーやフック・シンカーなどの小物類、ルアーのテール部分のみを収納するのに使うことができます。
気になる方は、こちらも合わせてチェックしてみてください。
さいごに
今回は「サンキューマートから発売されているマルチケースがビッグベイトケースにおすすめ」というテーマで、マルチケースの特徴やルアーを収納した様子などを紹介しました。
気になる方は、ぜひお試しあれ。